これも帰化して・・・

コジュケイ（キジ科）です。中国原産の帰化種で、大正時代（１９１９年頃）に狩猟用として東京や神奈川に放鳥したものが野生化したそうです。下草のよく茂った明るい雑木林などに生息していますが、地上を歩いて植物の種子や果実、昆虫等を探して食べます。帷子川近くにある公園沿いの林際で出会いましたが、餌を探していたのでしょうか、私に気付いて動きを止め警戒しているところです。ちょっと距離があったので拡大しましたが、手振れもあったので分かりづらい画像になってしまいました。

俗に「チョットコイ、チョットコイ」と鳴くように聞こえるといわれますが、その独特な鳴き声は聞いたことのある方も多いと思います。私が子供の頃住んでいた家の裏山にもこの鳥はいました。鳴き声は良く聞きましたが、姿を見たことはあまりありません。警戒心が強いのですね。
横浜にもこの鳥の棲める雑木林がこの先も多く残ってくれるといいのですが・・・・・

２月上旬　横浜市内にて
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熨斗をつけて・・・

ノシラン[熨斗蘭]（ユリ科）の藍色の種子が道端で輝いていました。
海岸近くの林に生える多年草ですが、庭園などにもよく植栽されています。高さ３０～５０cmになる花茎の先に総状花序をだし、白色～淡紫色の花を多数つけます。この花茎は扁平で２稜があるため倒れやすく、この写真の花茎も見事に葉の中に倒れこんでいました。種子の重みで倒れていたのかと思っていましたが、元々倒れやすいんですね。。。。。
ノシランは先日載せたジャノヒゲの仲間です。種子の色は同じですが、ジャノヒゲのほうが丸く、小さめで数も少ないです。歩き慣れた道端にも藍色に輝くものがあるかもしれませんよ・・・・・

２月上旬　横浜市内にて

稜（リョウ）：茎や果実の表面に見られる線状の隆起のこと。

美味しそう・・・？

ミモザの花が咲き始めました。
２月～４月頃に花を咲かせます。ギンヨウアカシア[銀葉アカシア]（マメ科）というのが、この花を咲かせている木の名前ですが、庭木や切花として出回っており「ミモザ」と呼ばれる事の方が多いでしょうか。
ミモザサラダの「ミモザ」は、ゆで卵を散らした様子をこの花に例えて付けられたそうです。後ろの方に写っている蕾の方が、感じが出ている気がするのですがどうなのでしょう・・・？
２月上旬　横浜市内にて
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黒き鳥・・・

これはカワウ（ウ科）でしょうか？
帷子川を散歩していると大きな黒い鳥に出会いました。川にいたからカワウでいいのかな。河川の水質の悪化や生息域周辺の都市化の影響で生息数を減らしているそうです。１９７０年代には神奈川県ではほとんど観察できなかったようですが、最近急激にカワウの生息数が増えてきているそうです。前に境川を散歩していた時にもカワウを見かけましたが、どこを塒にしているのでしょうね。
生息環境がよくなったのか、カワウ達が都会生活に慣れてきたのかどちらなのでしょう・・・・・
ちなみに「鵜飼い」で活躍しているのはウミウだそうです。

２月上旬　横浜市内にて
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2代目の花・・・

２月もまだ半ばだというのに、ウメの花も早いところでは散りはじめいています。この花の蕾は去年の７月終わり頃に作られたそうです。そして、秋の長い夜を感じると越冬芽という冬を越す芽になり、冬の寒さを感じた後の暖かい条件で生長を始めるそうです。
葉も同じように越冬芽になりますが、蕾を包んだ越冬芽の方が葉を包んだそれよりも低い温度で先に生長するので、春に先に姿を現すのです。
このウメは、私が子供の頃住んでいた家の庭に植えてあったウメの実から芽生えて育ったものです。親木に負けず大きく育っているようです。。。。。

２月中旬　横浜市内にて
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