髭の実・・・

ジャノヒゲ[蛇の髭]（ユリ科）です。
山野の林などに生える多年草で、７～８月に白色または淡紫色の花を下向きに総状につけます。この紺色に輝くものは果実ではなく種子だそうです。グランドカバーとして庭に植えられている事も多いのでこの葉っぱは見たことがあると思います。
根生する線形の葉の様子をヘビの髭に例えこの名がありますが、「リュウノヒゲ」という別名もあります。
私が子供の頃に住んでいた家の庭にも植えてありました。小さい時偶然この種子を見つけたとき、艶々とした紺色の物体を一目で好きになってしまいました。でもその後なかなか見つけることができませんでした。ネズミとかが食べてしまうのでしょうか。
根の肥大した部分を「麦門冬（バクモンドウ）」といって、鎮咳や去痰に用いられます。
これも身近な薬草ですね。。。。。

２月上旬　横浜市内にて
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まず咲く花・・・

マンサク[満作，万作]（マンサク科）の花が咲き始めました。関東以西の本州～九州に分布する落葉小高木です。葉は互生し、左右不相称のいびつな形が特徴です。名の由来は、春早く他の花に先駆けて「まず咲く」ためとも、枝いっぱいに花をつける為とも言われているそうです。
黄色く細長いのが花弁で、中央にある暗紫色のものは萼片です。
あまり冬らしくない冬ですが、春は確実に近づいていますね。。。。。
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おめでたい実・・・

キチジョウソウ[吉祥草]（ユリ科）の実が生っていました。いつも行く自然公園の中にある林に、何気なくはいったらこの赤い実がありました。
暖地の林などに生える多年草で、花茎は高さ約１０cm。先に総状に淡紅紫色の花を疎らにつけます。葉は長さ１０～３０cmの広線形で、花茎より高くなります。ヤブランと同じようなところに生えていましたが、やや葉の幅が広く軟らかい感じに見えます。

吉事があると花が咲くと言う言い伝えからこの名があるそうですが、実が生っているという事は何か良いことがあったのでしょうか？
初めてはいった林の中で見つけたのですが、まるでこの赤い実に呼ばれたような気がします。
何か良い事あるといいですね・・・・・

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紅色も・・・

紅梅も咲いていました。
私が子供の頃に住んでいた家にも大きなウメの木がありました。あまり剪定をしなかったので、高さが３m以上あったかもしれません。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言うように、ウメは剪定によく耐え、勢いのある枝がまっすぐに伸びてきます。手入れをしないと伸び放題になるのでこう言われているのですが、我が家は馬鹿の部類に入るのでしょうか・・・・・
でも、そのお陰で、大きなウメの実がたくさんなりました。毎年梅干を作っていましたが、小さい頃は梅干もお店で買うという感覚がありませんでした。
結婚するときに、妻の実家へ我が家のウメの苗木を送りました。今ではその木も立派に育ち、数年前から大きな実をたくさん実らせるようになりました。今はそのウメの実で作った梅干を食べています。
紅梅はきれいですが実が生らないそうです。花を十分に楽しんでください。。。。。

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春の花・・・

ウメ[梅]（バラ科）の花が咲き始めています。中国原産の小高木で、庭木や果樹としてよく植えられています。
花弁は丸く、普通５枚です。この花は八重咲きですね、公園に植えられていたものなので園芸品種でしょうか。
梅雨の頃に果実が熟します。熟す前の果実を採り梅干にするわけですが、木で熟した果実は実に甘く良い香りがします。
梅の花の香りは、春の訪れを知らせてくれますね。。。。。

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