自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

遅すぎた花・・・

2011-06-09 20:34:00 | お散歩


アオダモ[青梻](モクセイ科)
4月の終わりに、蕾をつけていたアオダモ。花の咲く姿を楽しみにしていたのですが、ちょっとその季節を逃してしまったみたいです。アオダモの近くから上を見上げても、見えるのは若々しい葉ばかりです。ようやく花柄らしきものを見つけて、その季節が終わっていることを知りました。5月始め頃に行った時には、まだ蕾だったのですが残念です。
これで大体花の季節が分かったので、来年また見に行ってみたいと思います。

4月下旬のアオダモ



タツナミソウ[立浪草](シソ科)
林の中にある小さな神社の境内で、タツナミソウらしき花を見つけました。花といっても、ほとんど終わりで、花序にはもう実がついています。去年も花の盛りに行き会うことができなかったので、今年は花の様子を観察したかったのですが、なかなかうまくいかないものです。
タツナミソウの仲間は色々あるそうで、これがどのタツナミソウになるのか私にはわかりません。
タツナミソウの仲間ということで記録しておきます。

2010年のタツナミソウ

5月下旬 横浜市内にて

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初めての花・・・イイギリ

2011-06-07 21:42:00 | お散歩


イイギリ[飯桐](イイギリ科)
4月にユリノキとともに若葉の様子を載せたイイギリ。これまで花を見たことが無かったのですが、ついにその姿を見ることができました。黄緑色っぽいその花は、疎らな感じの花序についています。真っ赤に生る実と比べると、目立ち方は今ひとつかもしれません。



でも、ひとつひとつの花をよく見ると、まん丸とした子房の上にちょこんと雌しべがついている感じで、その開き方が面白いですね。子房の下にちょろちょろと出ているのが雄しべでしょうか。なかなかユニークな花でした。
この花を見つめていると、秋に赤く熟し実を想像出来るような気がしますね。

4月のイイギリ

5月下旬 横浜市内にて

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満開の花・・・ユリノキ

2011-06-06 21:36:00 | お散歩


ユリノキ[百合木](モクレン科)
4月に若葉の様子を載せたユリノキ。冬にはたくさんの花の残渣をつけていたので、花の咲く姿を見たいと思っていたのですが、どうにか間に合いました。
これは全景が写るようにと思って、少し離れた場所から撮ったものです。たくさんの花をつけていましたが、ちょっと小さすぎてわかり辛いですね。



ユリノキの近くに行って、花を観察してみました。一番低いところに咲いていた花でも、わずかに手が届かぬ所で、みな見上げるような位置に咲いていました。
Tシャツや半纏にも例えられる葉も、大きく展開しているので、下から見たのでは花の様子もよく分からなくなっています。せっかくたくさん咲いているのに、近付くとよく見ることができないなんて、ユリノキに焦らされているようですね。
もう一度、離れた所から観察して帰ってきました。これだけ大きいユリノキを見ることができて、幸せですね。

4月の若葉

5月下旬 横浜市内にて

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虫たちもいる・・・

2011-06-05 21:18:00 | お散歩


ヤマサナエ(サナエトンボ科)
林際を流れる小川沿いには、色々な虫たちも集まってきます。この季節によく見かけるのが、このヤマサナエです。結構近くまでやってくるので、なんか親しみがわきますね。



イチモンジチョウ(タテハチョウ科)
小川沿いの道を歩いていると、チョウが飛んできて、目の前の地面に止まりました。これはイチモンジチョウでしょうか。いつもは撮ろうとするとすぐに飛んで行ってしまうのですが、今回は撮る時間を与えてくれました。



コミスジ(タテハチョウ科)
オニグルミの葉にも、チョウがとまっていました。これはコミスジでしょうか。



ひらひらと舞い降りてきたところも撮ることができました。この後すぐにオニグルミの葉に戻っていきました。この場所が気に入っているのでしょうね。



オオヒラタシデムシ(シデムシ科)
林の中の小道では、足元にこんな虫がいました。危うく踏み潰すところでしたが、静かに止まって、そっと様子を観察してみました。よく見ると、2匹の虫が重なり合うようにしていました。これは交尾でもしているのでしょうか。
草木を見ながら歩いていると、虫たちも目にはいります。やっぱり名が知りたくなりますが、これも調べて覚えるのが大変です。この日であった虫たちの名。あっているのか分かりません・・・

5月中旬 横浜市内にて


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キク科の花たち・・・

2011-06-04 22:32:00 | お散歩


コウゾリナ[剃刀菜,顔剃菜](キク科)
山野の草地や道端などに生える越年草。茎は高さ30~90cmになります。5~10月、上部に径2~2.5cmの黄色い頭花をつけます。茎と葉には剛毛がありザラつきます。この剛毛の感触が剃刀に似るため、この名がついたという説もあるそうです。
林の中を通る、小道の脇に生えていたコウゾリナ。この場所は、日当たりが良くなっているところです。この時は、花が咲き始めたところでしたが、今はもう花が終わる頃でしょうか。
この花に出会うと、名の由来となった剛毛の感触を確かめたくなってしまいます。



ハルジオン[春紫苑](キク科)
白い花が日に照らされて、眩しく見えるハルジオン。チャバネセセリでしょうか。花にとまって盛んに蜜を吸っていました。道端に列を成すように咲いているハルジオンの花を、忙しく飛び回って蜜を吸う姿は、まさに歌のとおりでした。

このチョウは、コチャバネセセリでした。「空色ノート」の873mさん、ありがとうございます。

2010年の花

5月中旬 横浜市内にて

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