自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

うれ残り・・・キヅタ

2016-03-24 21:40:00 | お散歩
キヅタ[木蔦](ウコギ科)
林縁ではこんな実りも見ることができました。
キヅタの実、冬から春先にかけて熟す実は、鳥たちの貴重な餌となるようです。

キヅタの花は子房下位です。熟れた果実の先には、花盤とその中央に花柱が残っています。中には3~5個の種子があるそうですが、その様子を見たことはありません。
1枚目の写真には、丸く熟してきた果実の間に小さな花盤が見られます。この花はうまく受粉できなかったのでしょうね。

2011年の花

3月上旬 横浜市内にて
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花期を迎えて・・・

2016-03-23 21:15:00 | お散歩
ヒメカンスゲ[姫寒菅](カヤツリグサ科)
林縁ではこんな花も咲いています。
ヒメカンスゲでしょうか。

茎の上部には雄花序が付きます。たくさんの雄蕊がありますね。黄色い花粉が飛ぶ様子も観察することができます。
雌花序はこの下に付きますが、1枚目の写真の髭のようなものがそうなのでしょうか。詳しく観察しませんでした。
スゲの仲間は花の季節よりも実が付いてからその様子を観察すると区別しやすいそうです。
花の季節が過ぎると目立たなくなるので、実の生る頃には忘れてしまっています。
今年は忘れずに観察できるでしょうか。自分にも期待しないといけません。

2013年の花

3月上旬 横浜市内にて

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道端で咲く・・・ヒメオドリコソウ

2016-03-22 19:33:00 | お散歩
ヒメオドリコソウ[姫踊り子草](シソ科)
道端ではこんな花も咲き始めています。
ヒメオドリコソウ、年中見ている気もしますが、3月頃から咲き始める花なのですね。

近づいて見ると葉や花にも細かい毛が付いていることがわかります。
花の中の様子も撮りたかったのですが、小さすぎて思うように撮れませんでした。
以前にも載せましたが、オドリコソウ属の種子には、エライオソームというアリの好む物質が付いています。
アリによって散布される種子になりますが、どんなものか見たことがありません。
ヒメオドリコソウの果実の姿も、出来れば確認してみたいですね。

2015年の花

3月上旬 横浜市内にて

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開花・・・トサミズキ

2016-03-21 21:32:00 | お散歩
トサミズキ[土佐水木](マンサク科)
今日、東京でソメイヨシノの開花宣言が出ましたが、こちらの花はひと足早く咲き始めています。
咲き進んだ花と開きかけてこれから花開くものと、どちらの様子も見ることができますね。
開き始めた中央の花、紅色の葯の間から髭のような花柱が顔を覗かせています。この花は雌性先熟なのでしょうか。
果実の生る様子を去年も見ることがありませんでした。今年は忘れずに見に行きたいと思っています。

2015年の花

3月上旬 横浜市内にて

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花を待つ・・キブシ

2016-03-18 20:45:00 | お散歩
キブシ[木五倍子](キブシ科)
これも林縁でよく見かけますね。
そろそろ花も咲くかと思って見ていたのですが、この時はまだ少し早かったようです。
でも、蕾が薄黄色に色付いていて、もう間もなく花も咲くことでしょう。
キブシ、これも春を告げる花ですね。

2015年の花

3月上旬 横浜市内にて

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