モクレイシ[木茘枝](ニシキギ科)
本州の一部(房総半島、神奈川南部、伊豆半島)、九州の一部(南部、五島列島)、沖縄と隔離分布する、雌雄異株の常緑小高木~低木。自生地では個体数が多いです。
葉は対生し、両面無毛で先は尖らず丸いです。縁は全縁で、葉身のほぼ中央が最大幅になります。
3~4月、葉腋に緑白色の小さな花を咲かせます。
これは雄花です。雄蕊が目立ちますね。
一年枝は赤茶色で目立ちます。
冬芽は針のように尖っていますが、その様子がわかるでしょうか。
今回歩いた渋沢丘陵は、モクレイシの隔離分布地のひとつです。林の中を歩いていると、実生のモクレイシを所々で見ることができました。
一見、葉はモチノキの葉に似ていると図鑑にはありますが、まさにその通りでした。ちなみにモチノキの葉は互生します。
「茘枝」とはライチの事を言うそうですが、なぜこの木がモクレイシと言われるのか、名の由来はわからないそうです。
2月下旬 秦野市内にて
本州の一部(房総半島、神奈川南部、伊豆半島)、九州の一部(南部、五島列島)、沖縄と隔離分布する、雌雄異株の常緑小高木~低木。自生地では個体数が多いです。
葉は対生し、両面無毛で先は尖らず丸いです。縁は全縁で、葉身のほぼ中央が最大幅になります。
3~4月、葉腋に緑白色の小さな花を咲かせます。
これは雄花です。雄蕊が目立ちますね。
一年枝は赤茶色で目立ちます。
冬芽は針のように尖っていますが、その様子がわかるでしょうか。
今回歩いた渋沢丘陵は、モクレイシの隔離分布地のひとつです。林の中を歩いていると、実生のモクレイシを所々で見ることができました。
一見、葉はモチノキの葉に似ていると図鑑にはありますが、まさにその通りでした。ちなみにモチノキの葉は互生します。
「茘枝」とはライチの事を言うそうですが、なぜこの木がモクレイシと言われるのか、名の由来はわからないそうです。
2月下旬 秦野市内にて