ユキノシタはユキノシタ科の植物で、5月から6月頃まで花が咲いてます
「ユキノシタ」という名前の由来は、
葉の白い斑があるのを積った雪に見立てたという説。
垂れた花びらが舌とみて、「雪の舌」が転訛したという説。
雪の下でも葉が緑色だからという説。
が、あります。
谷川の近くなど湿気のある岩の上によくまとまって生えているので、日陰と湿気と岩という環境が揃うところを好むと思います。
なので、山の中に限らず、環境さえそろえば、家庭の庭などでも繁殖しています。
ユキノシタは花がカワイイだけではありません
山菜や薬草としても有名な植物です。
”葉”は天ぷらにして、楽しむことができます。
薬草としては、熱冷ましや炎症を抑える効果があると言われています。
以前、嫁さんが、葉の薄皮を剥がし、患部に貼って、冷えピタみたい使っていました。
確かに、効いてましたね
祖母や母親も「ムカデに咬まれたら効く。」といってます。
このほか、図鑑やネットで調べてみると、火傷に貼ったり、中耳炎を抑えたりするなどの効果があると紹介されています。
まぁ、熱冷ましなら、マムシの皮でもええと思うんですが、臭いですからね。
見てよし、食べてよし、薬によしとユキノシタの楽しみ方は様々
ありがたい山の恵みの1つです