今回、樹皮が斑状に剥がれるサルスベリやヒメシャラなどの樹皮について。
このような樹皮における周皮のコルク組織は、ほとんど発達せず、コルク皮層で盛んに光合成が行われています。
そして、数年が経過すると、組織が古くなって、皮層全体がコルク化します。
コルク化すると柔軟性が損なわれ硬くなるため、幹の肥大成長についていけなくなり、やがて脱落していきます。
この脱落した部分の内側には、すでに新しい周皮が作られています。
なので、樹皮の古い組織が新しい組織に入れ替える・・・いわゆる新陳代謝が、幹全体で行われ、それが斑状にポロポロと剥がれているというわけです。
ん~「脱皮」みたいなもんですかね。
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