はぐくみ幸房@山いこら♪

「森を育み、人を育み、幸せ育む」がコンセプト。株式会社はぐくみ幸房のブログです。色々な森の楽しさ共有してます♪

薪木を確保

2015年10月05日 | 思いつくままの雑多なお話

 マイホームの建築はまだまだ先ですが・・・、 薪ストーブを入れるので、早めに薪木を確保しようと思い、建築地に隣接する山(というか竹林・・・)にあるアラカシやシイを伐倒することに。

 ただ、長い間放置していたので、アラカシもシイもデカい

 小さいものでも直径20cm、大きいものだと直径60cm・・・・。

 アラカシは芯が丈夫なので、基本に忠実すれば問題ないかな・・・

 問題は、芯が弱いシイ

 デカいし、重心が傾いているので、伐採中に割ける恐れも・・・・

 案の定、密集したアラカシを1本ずつ伐倒していると、1本だけシイが混じっていて、アラカシと勘違いし、芯抜きをせず、伐採したため裂けてしまい、あわやアゴが吹っ飛ばされるところでした・・・。

 

 残すはデカいシイ。

 さっきの事件で、少々ビビり気味・・・

 受け口を作って、慎重に芯抜きをしてから、伐採

 今回は、割けることなく何とか無事に作業終了

 伐った後の処理が大変でしたが、たくさんの薪木を確保

  

 今回の作業で、シイの伐採は怖いことを改めて痛感しました

 「シイは割けやすい」と聞いていたものの、ここまで割けやすいとは・・・・

 大きな事故につながらず、命があって何よりです・・・

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毒グモ カバキコマチグモ

2015年10月04日 | 危険な生き物のお話

 記事にするのを忘れていました・・・・。

 先日、生石高原に行ったときに見つけた「カバキコマチグモ」。

 ちょっと、発生時期を過ぎてますが、おそらくまだいるかな・・・。

 日本在来種の毒グモです

 

 日本のクモの中でも咬まれると一番痛いと言われているのが「カバキコマチグモ」

 過去に「指先を咬まれて肘まで腫れる」といった事例もあるそうです・・・・。

 では、どういう時に咬まれるのか・・・。

 

 カバキコマチグモは、8~9月、ススキなどイネ科植物の葉をくるくる巻いて、巣をつくります。

 

 その中で産卵し、子グモが孵化・脱出するまで、葉の中で過ごします。(ちなみに、子グモは親グモを食べて(体液を吸って)、脱出します。)

 くるくる巻かれた巣を開いた時に咬まれます

 なので、8~9月にススキやヨシなどの葉がくるくる巻かれていたら、それを触らなければ問題ありません。

 なので「絶対に葉を開いてはいけません。

 

 でも、開きたくなるのが人の性。

 中身を見てみた

 どんなクモなのか見てみたい

 この好奇心が、人間をここまで進歩・進化させてきた(はず)のですから・・・・。

 

 というわけで、開いてはいけない葉を開きました。

 1枚目をぺリぺリすると、白い膜のようなものが・・・。

 

 その白い膜をやぶくと・・・

 出た

 カバキコマチグモ。

 

 もっと開いてやれぇ~

 

 おぉ~子グモもウジャウジャ。

 

 こんなことをしていると、咬まれて、とっても痛い思いをするので、絶対に葉を開かないで下さい。 

 咬まれた時の痛みは灼熱痛で、人によってはショック症状を引き起こすとも言われています。

 

 一般的にススキやヨシなどイネ科植物の葉に巣をつくりますが、アジサイの葉にも巣をつくったという報告もあります。

 葉を巻いて巣(または蛹室)をつくる虫は多々ありますが、「巻かれた葉は開かない」方がいいと思いますね。

 もし、その巻かれた葉がカバキコマチグモの巣だったら・・・・

コメント (1)
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