先月に引き続き、
小学校5年生を対象とした、
作文教室で講師をやる。
小学生も5年生なると、
なかなか頭が固い。
最近の小学生は、
知識は豊富にあるが、
何かを考えろと言われたとき、
どこから考えていいかわからず、
考え方の手順をひとつひとつ教えてやらないとダメだが、
教えればできる、
と、現場の担当者に聞いた。
なるほど。
それが今の小学生なのだからか、
そもそも小学生とはそういうものなのか、
それは僕にはわからない。
ただ、「子どもたちの自由な発想」
という言葉は、
大人たちの幻想であるような気がしてならなかったのだ。