その制作会社のあったビルは、
いつも空気が淀んでいて、
廊下には木屑のような匂いが漂っていたという。
ここではいろいろと奇妙な現象が起きた。
5階の窓の外を何かが通過する。
床置きのエアコンが突然跳ね上がる。
だが、一番驚いたのは、
夜中にエレベーターに乗ろうとすると、
中に靴があった時だそうだ。
無人のエレベーターの中に一足の靴。
扉が開くと靴は歩き出し、
エレベーターを降りると、
廊下の向こうに消えていった・・・。
にわかには信じがたい話だが、
当時、何人もの人がこの靴を目撃したそうだ。
![]() 山名 宏和
放送作家。古舘プロジェクト所属。1967年生まれ。 ・詳しいプロフィールはコチラ
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