読書:『騒乱、混乱、波乱!ありえない中国』(小林史憲)

2014年11月26日 10時23分49秒 | エンタメのかけら

『ガイアの夜明け』でご一緒している小林プロデューサーの新刊。

頂いて、一気読みした。

タイトルは新書なのでやや扇情的だけど、
その中身は、中国取材の体験を綴った、あくまで実録。

だからノンフィクションなのだが、
読んでいるうちに、フィクションを読んでいる気分になってくる。

おそらく本書に書かれている中国の実情が、
僕たちの「現実」とまったく違うからだろう。
そこで起きる出来事は、まるで物語の中のヒトコマのようだ。

「好き」とか「嫌い」とかいう以前に、
僕たちは自分で思っている以上にあの国のことを知らない。

読み終えて、それを痛感させられた。