野球中継のスタンダード

2014年11月13日 07時03分57秒 | 業界のかけら

野球中継の際、
センターから打席に立つ打者を撮るのが今ではスタンダードだが、
かつてはバックネット裏から撮っていた。

今のスタイルを始めたのは日本テレビだそうだ。

始めた当初は、
「捕手の出すサインが見えてしまう」
「打った後、今度は打者側のカメラに切り替わるので、
 ボールの飛んでいく方向が変わるのでわかりづらい」
という批判が集まったそうだ。

なんでも初めてことには批判が集まる。

しかし、その批判にくじけることなく、
この方が良いという信念を貫いてこそ、
新たなスタンダードは生まれる。

その陰にはスタンダードになりえなかった無数の可能性があるわけだが。