ニュースの見出しで、
「××に賛否」
というのをよく見かける。
(例:『オスプレイ物資輸送に賛否』)
これってよくよく考えると、
なんとも馬鹿げた物言いだ。
どんなものにでも賛否はある。
100%の賛もなければ、
100%の否もない。
大事なのは、その割合ではないか。
賛が99%で否が1%でも、
否が1%で賛が99でも、
見出し風にいえば「××に賛否」
今回の賛否の割合はどうなんだ?
黒い笑いが作れそうだ。
だが、笑いのためではなく、
大真面目にこの見出しをつける者がいる。
それは笑いではなく、恐怖だ。