昨夜、出所祝いで行った店名に”鳥”の字がつく焼きとんの店。
店構えは上品だが、2階席は海の家状態の超満員。
焼きとんと油断していると、
なかなかパンチのきいた値段なので、
お会計の時に驚くことで知られる店である。
このご時世にあの価格で、
しかも若い客で繁盛しているのは良いことだ。
しかし!
遅いんだよ、料理が。
突き出しが来て、その20分後にようやく最初の料理がきた。
それが・・・
漬け物なんだよ、串じゃなくて。
「箸休めです」
と店員。
いやいやいや、
休むも何もまだ箸はほとんど稼働してないし。
注文が殺到していて料理人の手が足りないのかと
カウンターの中の厨房を見ると、
料理人は10人以上いて、右往左往している。
追加の飲み物を注文しようと手を挙げると、
フロアの人間より先に気づいて、
5~6人が同時にこちらを指さし、
「あっちあっち」
揃ったその動きはまるでコントだ。
というか、その前に料理に専念して下さい。
食事に行ったメンバー的に
すべてが笑いに還元されたから良かったけど、
行く人間を間違えると事だな、あの店は。