繁盛店のコメディ

2016年04月28日 09時37分15秒 | コメディのかけら

昨夜、出所祝いで行った店名に”鳥”の字がつく焼きとんの店。

店構えは上品だが、2階席は海の家状態の超満員。

焼きとんと油断していると、
なかなかパンチのきいた値段なので、
お会計の時に驚くことで知られる店である。

このご時世にあの価格で、
しかも若い客で繁盛しているのは良いことだ。

しかし!

遅いんだよ、料理が。

突き出しが来て、その20分後にようやく最初の料理がきた。
それが・・・
漬け物なんだよ、串じゃなくて。

「箸休めです」

と店員。
いやいやいや、
休むも何もまだ箸はほとんど稼働してないし。

注文が殺到していて料理人の手が足りないのかと
カウンターの中の厨房を見ると、
料理人は10人以上いて、右往左往している。

追加の飲み物を注文しようと手を挙げると、
フロアの人間より先に気づいて、
5~6人が同時にこちらを指さし、
「あっちあっち」

揃ったその動きはまるでコントだ。

というか、その前に料理に専念して下さい。

食事に行ったメンバー的に
すべてが笑いに還元されたから良かったけど、
行く人間を間違えると事だな、あの店は。