地元の町中華の昼飯時、
肉体労働していると思しき男が入ってきて、
「ラーメンと半ライス」
店に入る前から決めていたのだろう。
メニューも見ずに注文した。
数分後。
男の前にまずライスが運ばれてきた。
どんぶり飯だ。
すぐさまラーメンも来る。
こちらも通常ならば大盛りの量。
男は予想をはるかに超える量におののきながら、
食べ始めた。
男は知らなかったのだ、
この店には「4分の1ライス」なるものがあることを。
メニューを見ていれば、
この悲劇は起こらなかったかもしれない。
山名 宏和
放送作家。古舘プロジェクト所属。1967年生まれ。 ・詳しいプロフィールはコチラ
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