諌められ助けられた元日(2024.1.1)

2024年01月02日 08時59分12秒 | 日々のかけら

Jan.1(Mon.)

 

■今日という日。

 

 

深夜、リタの様子がおかしい。

普段は一度目覚めても、またすぐ眠りにつくのだが、

もぞもぞと動いていっこうに眠ろうとしない。

嘔吐する。便も下痢気味だ。

なす術もないまましばらく様子を診ていると、

ようやく落ち着き眠りにつく。

 

 

 

我が家の元旦は義父から届くお節が食卓を飾る…はずなのだが、

あれ、午前10時を過ぎても届かない。

数年前、配送会社の事情で午後に届いたことがあったが、

 

やれやれ今年もそうかと思いながら、家人(大)が年始の挨拶代わりに、

電話をすると…行き違いがあって、今年はお節、送られていませんでした。

 

義父からのお節を当てにしていたから、何の用意もしていない。

しかし、これは我が家が悪い。

毎年、高価なお節が届くのが当たり前だと思っていて、年末に確認もしていなかった。

 

ご厚意に甘えることに慣れてはいけない。

我が家の慢心を諌められたような出来事だった。

 

 

 

夕食用に仕込んであったタンドリーチキン風の料理とその他、年末の残りものがお節代わり。

まあ、家人(大)と二人だし、これはこれで記憶に残る元旦だ。

 

 

 

昼過ぎ、廊下に赤いジャム状のものが落ちているのに気づく。

リタの便だ。血便!?

慌てておむつを外すと、赤い便が大量に出ている。

 

獣医である弟に電話。昨夜の状況と現在の状況を伝える。便の写真も送る。

すぐさま駆けつけてくれた。

症状を抑える注射をし、飲み薬も持ってきてくれた。

 

リタは現在、膀胱炎治療用の抗生剤を服用しているのだが、

それが合わないのではないかという所見。

とりあえず、抗生剤の使用をいったん止めることにする。

 

それにしても、弟が獣医で助かった。

 

 

 

リタの様子も落ち着いたので、天祖神社へ初詣。

元日からいろいろあったので、珍しく破魔矢を買う。おみくじは小吉。

 


 

 

『ゆうらん古書店』に寄り、2024年最初の一冊を購入。

W・アレンを主人公にしたコミック。そんなものがあるとは知らなかった。




 

ついつい『さばのゆ』の前に来てしまう。初詣の帰り、よく立ち寄ったものだ。

 

 

夕食用の料理を朝食べてしまったので、元日から開いている唯一のスーパーで食品を購入。

 

 

その帰り道、石川県の地震のニュースを知る。

家人(大)の実家である新潟にも警報が出ている。

安否を確認する。幸い特に被害はなかったようだ。

 

 

帰還後、しばらくテレビに張り付く。

北陸はつい半月前、旅行に行ったばかりの場所だ。

まだ記憶に新しい場所が被災しているのを見ると、特別な感情が湧く。

 

 

1時間置きぐらいに状況を確認する以外はテレビを消す。

 

 

夕食は、出来合いの前菜やサラダ、家人(大)が作った白菜とベーコンのクリーム煮。

それを肴に、ちょっと良いシャンパンを開ける。

元旦に話すはずだった、今年の展望について語り合う。