ドア付近に立っていた女性。
手提げ袋から何かを出した。
円型の木枠に張られた布。まさか…
女性は針を取り出すと、刺繍を始めた。
各駅停車なので、ニ、三回、針を通すたびに、手を止めなければいけない。
効率が悪い。
そもそも揺れる車内で立ったまま針を扱うんは危険だ。
なぜそこまでして刺繍をする必要があったのか?
ドア付近に立っていた女性。
手提げ袋から何かを出した。
円型の木枠に張られた布。まさか…
女性は針を取り出すと、刺繍を始めた。
各駅停車なので、ニ、三回、針を通すたびに、手を止めなければいけない。
効率が悪い。
そもそも揺れる車内で立ったまま針を扱うんは危険だ。
なぜそこまでして刺繍をする必要があったのか?
Nov.10(Sat.)
■今日という日。
昼過ぎから吉祥寺で打ち合わせ。
次の予定まで、中途半端に時間が空いた。
天気もいいので、街中をうろつくことにする。
以前から気になっていた古書店『百年 吉祥寺』と『一日』へ。
どちらもいい感じの店だが、残念ながら品揃えは僕向きではなかった。
駅周辺のいつも立ち寄る2軒の古書店へ。
次の目的地へ向かうまでに読む本が必要だったので、1冊購入。
そうでなければ、今回も収穫ゼロだったかもしれない。
下北沢の『てるや』で高校時代の友人たちと一献。
かつては正月に我が家で新年会を開いていたが、
新型コロナ禍でそれが途絶え、
その後は年2回、外で集まることになった。
フルメンバーが集まるの2年ぶり。
相変わらず幅広い話が飛び交うが、今回もっとも驚いたのは、
今、メニエール病を患っているというMが、
実はこの病気を初めて発症したのは16歳の時だったと言い出したこと。
まったく知らなかった。
数年でおさまり、36歳の時、再び発症。
同じように数年でおさまり、今度は56歳の時にと、20年周期で発症するのだという。
次回は春頃に集まることを約して、解散。
23時頃には帰還。健全。
『人間たちの話/柞刈湯葉』(46)読了。
『笑うな/筒井康隆』(47)読了。
ふと読み返したくなり、20年ぶりぐらいの再読。