闇夜の烏の変な世界

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日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

日本の車、肝心な部分で世界に大きく遅れ...か

2010-06-21 20:28:37 | インポート

ここ数年、日本の車が参加しない事もあってかル・マン24時間レースの放送が無くなった。サルテサーキットは公道も含むため年に数日しか現れない。かつてチャージ・マツダの総合優勝でEUはロータリーを認めない「追い出し」を図った。見方を変えれば世界唯一のロータリー実用化を果たしたマツダの存在を彼らは「恐れた」のだ。そして日本での放送が途絶えた頃と同期して優勝は毎年「ディーゼルエンジン」が当たり前になっている。Impressの記事を見るまでも無く、日本は行政とメーカーのドロドロな癒着によってガソリン推奨の道を掲げた。対して当時のただ走るダケで研究などほとんどされてないに等しかったディーゼルを「悪者」とイメージ付けるマスコミ報道を今に至るまで流し続けている。NHKを筆頭に。国策で国民が世界の中の日本車がトップ争いを繰り広げていると信じ込まされている間にEU諸国は潜在能力を引き出した新生ディーゼルエンジンでガソリン車の環境悪と非エコであることを立証し続けている。ドイツやオーストリア在住の知人達の話は本当だったようで。これで日本の小型ディーゼルエンジンの進化は欧米に10年以上遅れを取った。あの時、舵取りに警鐘を鳴らしたのにガソリンに舵を切ったお役人は今後の日本のモータリゼーションをどう評価し、維持し、責任を取るのか見ものだ。目の前にあるものしか評価材料にできない日本の国家中枢部の陳腐さなのか、それとも米国からの圧力だったのか、または...。「ディーゼル鎖国」を解く勇気ある官僚が登場しない限り、日本の自動車産業は世界の中で更に急降下する感じが気のせいであってほしい。
...ル・マン観たかった←これが本音か