闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

丸いタイヤ~四角いタイヤ~♪

2010-06-06 21:54:55 | RC SX4WRC


と、長くなりました。独学と思い込みが多いので間違った理屈も多々あると思いますが、私的なTT-01ESのタイヤについて気を配っている事が少しでも伝われば幸いです。基本的にタイヤの傾きが不適切になっても丸いタイヤなら接地面積に大きな変動が起きにくいのでTT向け、という結論です。これはTA05V2でもセッティングが出るまで同様に有効な理屈だと思っています。AWDのMシャーシだとシャーシが小さい分、よりリアルにこのタイヤの差が出るのでソコで得た理屈も混ざってます。同じ速度なら小さい(WBが短い)方がシビアに挙動変化が出ますから練習には有効?おっと、TT-01ファミリーに適したタイヤの話でしたね、キャンバー面からの(汗。皆さんはどんなタイヤでTT-01ファミリーを疾走させてるのでしょうか♪

画が悪くてすみませんが

2010-06-06 21:42:56 | RC TA05 Ver2


こちらTA05V2のリア部。邪魔なパーツが多く判り辛い画になっていますが、こちらも○の箇所でサスペンションアームの調整が可能になっています。フロントと異なり調整幅は大きく、車輪側のナックルに2箇所、影になり写ってませんがボディ側に5箇所の支点設定ができます。勿論、サスペンションアームもフロント同様、ターンバックル&ボールエンドで長さの調整が可能です。やはり調整が上手く行かなければバランスが崩れ思ったように走らない状態になる事が容易に想像できます。これもTT-01ファミリーが持たない調整機能ですが、ここまでカツカツにしてなお性能を引き出すには相当の経験と練習、学習を経る必要が無いと難しいと私は考えています。TA05V2のアドバンテージを生かすのはTT-01ESの能力を引き出すより遥かに難易度が高いのは覚悟ですね。きっとコースによって、走っては微調整、走っては微調整でセッティングを出すのがTA05V2の基本的な扱い方。キャンバーひとつでもなまじ調整可能なだけにTTより厄介と言える?でも上手くセッティングが出て面圧を常に一定に保てれば丸みの少ないタイヤでもハイスピードでコーナーに飛び込める可能性はあります。高すぎる面圧を微妙に下げればグリップの限界点を上げられる理屈です。

こちらフロント側の調整部

2010-06-06 21:21:01 | RC TA05 Ver2


TT-01ファミリーはサスペンションアームの調整個所を無くす事で気軽に壊れ難く走れる秀作です。では私がステップアップ用と位置付けるTA05V2はどう違うのでしょう?今回はキャンバーに目を向けてますので、その部分の調整部を見てみましょう。キャンバーはサスペンションの下のアーム長より上のアーム長が短い事や、上下支点の距離の差から生じます。基本的にTT-01系はこの上下支点距離の差でキャンバーを起こします。対するTA05系は上級者モデルに良く見る上下のアーム長(だけじゃないんだけどね~)を微調整することでキャンバーの出かたを変えます。コースやコンディションによって変更できる構造です。画の赤○した箇所のどこに支点を設定するか、また上のアームがTT系と異なりターンバックルとボールエンドの組み合わせによって長さを微調整できる構造なので、ここもチューニング点となります。細かい事を言えば下のアームの台座角度も微調整できるため、フロントの車軸角の調整も可能です。こういった調整機能を持たないのがTT-01ファミリーですが、反して考えればそこまで神経質にならなくても遊べるシャーシとすればお気楽ですよね♪

参考までにTA05V2も沈ますと

2010-06-06 21:03:19 | RC TA05 Ver2


こちらはTA05V2のリアを沈めた状態です。このシャーシはTTに比べて調整個所の数が桁違いに多いため、一旦バランスを崩すとドコが悪いのか迷路に嵌るので今は説明書通りのドノーマルな設定です。私も撮影して気付いたのですが、フルボトムさせるとTT-01ESと大差無いキャンバー角の設定になっているようです。どちらもバランスが良い点は共通なのかもしれません。ただ、TAがTTと絶対的に違うのはその調整(チューニング)機構。中級以上と私が位置付けてるTA05V2は失敗すれば全然走らない、それこそTT以下にもなり得る恐れがある事。私ごとき初心者が言う台詞では無いものの、TTファミリーで基本を会得してからステップアップすべきシャーシじゃないかな?まぁどちらも長く付き合えるシャーシではあると思います♪

沈み切るとTT-01ESでも

2010-06-06 20:46:36 | RC SX4WRC


画はダンパーを外し、完全に沈み切った状態を作り出したものです。TT-01ESは初期段階からサスペンション設定(固定)で適度なキャンバー角が生じるようになっています。実は入門用の位置付けでありながらTT-01ファミリーがそこそこ走り易く、中級者でも遊べる戦闘能力を秘めてるのではと思うのはこういった初期バランスの良さがあるから。横にキット標準の接地面が真っ平らなタイヤを並べてみました。沈んだタイヤは傾いてるのが判ると思います。もしこのキット標準タイヤをそのまま履かせると、直進とコーナリングで接地面積がキャンバー変化と車体ロールでコロコロと変化しますから...。微調整のできないTT-01ファミリーは最悪、接地面圧がコロコロと変りじゃじゃ馬と化します。で、今履いてるタイヤは昨年のタミサから使い出した接地面がラウンド(丸い)系のタイヤ。実は重量バランスの変っているボディを使っているためにリアのアームの動きが大きくないと前後バランスが取れないためご覧のようにキャンバーが出過ぎてタイヤの中央より内側ばかりが接地し、削れてます。それでも丸いタイヤは角度が変っても接地面圧の変化が少ないため直線もコーナリング(特に切り返し)も違和感無く安定して走れる傾向が伺えます。上級者が使ってるスリックタイヤも良く見ると接地面に緩やかなラウンドが付いてるのもこの安定した足を見越したものと考えています。この事からTT-01オーナーがタイヤを選ぶ場合の基準は接地面が丸いタイヤから選ぶのが良い結果に結び付くと私は考えています。