マツダの メディア対抗 ロードスター 4時間に、予告通り2台の参考出品車が。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150905_719786.html
実際に会場で見てみたかったなぁ。
先ずは ロードスター のレース用ベース車、NR-A。
始めからサーキットを走るための必要装備が整った仕様ですね。
様々な快適装備や装飾が簡素化され、ロールバーやフルバケットシートなど標準。
足回りは ビルシュタイン の車高調整ダンパーが、おおっ!
更に、駆動系を中心に強化仕様となっていて、サーキットを念頭においてますな。
他に、ブレーキが前後とも1インチ(2.5cm)径アップされたり、制動もアップグレード。
これは公道仕様で出るのだろうか?
外観は、ホイールがシルバー塗装になったり、ロールバーが組まれてる程度で、通常モデルと外観で見分けるポイントが少ない。
公道市販車に使うには締め過ぎの印象が強い 「ビルシュタイン」 を組む辺り、乗り心地は快適性を相当スポイルしてるのだろうなぁ。
先日の試乗で、私的には流しててキモチイイ が沢山だった ロードスター のMT車。
それでも もう少しハードなレスポンスを求める層に、こんな NR-A みたいなグレードってピッタリ?
デマかもしれないけど、もうすぐスポーティーグレード として 「RS」 が販売開始との噂も多い。
まだまだ ロードスター の歩みは止まらない♪
もう一台、外観は普通のベーシックな 「デミオ 15MB」。
しかし、エンジンは搭載が予告さていた SKYACTIVE-G1.5。
出力特性を見る限り、アクセラ に搭載された 1.5L のガソリンエンジンと一緒っぽいですね。
6速MT と組み合わされ、きっと気持ちよく走るんだろうなぁ。
スイスポと似た様な雰囲気を感じる(想像)。
こちらはコテコテにサーキットを目指してる感じが薄い。
フルバケットシート、ビルシュタインの車高調ダンパー も オプション扱い。
ブレーキはフロントのディスク径が 1インチ大径にアップ。
リアが、ドラムブレーキのままだが、こちらも径が大きくなってるとの事。
う~ん、デミオの 「勿体無いポイント」 はこのドラム式ブレーキだと思ってます。
このせいで、ブレーキフィールが他のモデルより明らかに損してるし、サイドブレーキもかなりゴニョゴニョに…。
そのサイドブレーキ、相変わらず 既存モデルや CX-3 同様、助手席側にシフトされていて 右ハンドルとの相性を無視したままなのが、私的に 「気に入らない」。
(AT車ならともかく、MT車でサイドブレーキが使い辛いって大きなマイナスポイントになると思うんだけど)
以上から、サーキット用の 「デミオ」 というより、ダートラリー のベース車な印象が強いかな?
でも、ダートならもっと リアのドラムブレーキはマイナスポイントだよなぁ、きっと。
これも私の勝手な印象なのだが、どちらも 「中途半端」 な印象が残ってしまう。
特に デミオ 15MB はレースのベース車両というより、市販車のスポーティーグレードという感じ?
それには装備が少々簡素化し過ぎか。
もうすこし ビビビッ! っとくるものが出て来るかなって期待したんだけど、今回は 「こういうのもアリですね」 なんだけど 、「特にときめくものは無かった」 ってのが、私の印象。
とはいえ、立て続けに次の手をリリースしてくる 積極的な 「マツダ」 には期待せずにいられない♪
次の手が待ち遠しい!