なんでも、今夜は今年最後の 「スーパームーン」なのだそうだ。
…スーパームーン?、どうやら 月と地球が最も接近した時を指すらしい。
夕方から薄い雲が流れるので、ハッキリと見えない。
というか、ほとんど興味無かった。
段々と退屈が込んできて、「デジカメで撮影してみるか」 となった。
毎度の事だが、行動が気まぐれである(笑。
デジイチ(CANON EOS60D)は一週間ぶり、レンズに至っては1年以上は埃被ってた気がする(汗。
使ったレンズは、SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 Ⅱ DC OS。
35mm換算で、望遠側が約 300mmになる。
一応、光学手振れ防止と、超音波モーターが付いてる事になってるが、何れも中途半端にしか思えない。
動体追尾は遅すぎて、鉄道撮影に使おうと思ったがピンボケ増産機になり、MF で何度か使った程度。
レンズが 軽量コンパクト で持ち運びに便利な事以外にメリットが少なく、発色も手持ちの純正レンズ達と比べると素人目にも判るほどくすんでしまう(涙。
そんなのだったため、最近はほとんど出番無く、処分を真面目に考えてたレンズだったりする。
手持ちで最も望遠寄りが付いてたので、久しぶりに引っ張り出した。
カメラを三脚に固定し、空を向けたがなかなか上手く写らない。
肉眼では模様らしきものが見えるのに、中央拡大で見ても、写してみても 「白い光の○」 にしかならない。
んんっ?
おまけにセルフタイマーをセットしてるのに、カメラが固定されてるのに像が上下左右に動き回る(汗。
なんだ??
先ず気付いたのが、普段撮影でほとんど効果があるのか微妙な 「手振れ防止」 である。
これが迷ってるのではないかと疑い、カットしたら ウロウロした動きが止まった。
これが原因か(汗。
次に、光りの○になるのは、「もしかしたら明る過ぎ(露出オーバー)なのかな?」と考え、-2 ほど修正を加えた。
そしたらどうでしょう! 月の表面がクッキリと浮かび上がったでは無いですか!!
AF だと微妙にズレるため、MF にして 中央拡大(x10)で微妙なピント合わせをしていった。
そして、最もピントが良さそうだったのから、切り取ったのがコレです♪
どうでしょうか。
特価叩き売りの お手軽ズームレンズにしては悪く無い気が♪
カメラの限界というより、レンズの精度の問題でこんなところなようです。
撮影は、 200mm f9.0 1/640 ISO800 露出-2 セルフタイマー10秒 です。
もう少し暗く絞っても良かったかな?
う~ん、こんなあり合わせの機材でも意外と写るもんだなぁと感心です。
撮影は ライブビュー で行い、バリアングルモニター でお気楽体勢で行いました♪
こういう撮影の時、モニターの方向が変えられるってのは本当に楽です、はい。
ライブビューだと、ファインダー像を液晶パネルに常時表示するため、月の手前を流れる雲が とてもリアルに流れる様が もの凄く 「美しい」。
何と言うか、「幻想的」 ってやつかな。
以前は彗星とかは写そうとしたものの、当たり前の 「月」 がこんなに驚きに満ちてたのは意外でした。
これから寒くなり、空気が澄む季節がやってくる。
またカメラを天に向けてみても、面白いかな。