「バレーノ」 が発売になりました。
…、スズキ だけど何となく印象に残らない(汗。
ちょっとヨーロッパ風の顔立ちにみ見える 「バレーノ」。
生産はインドの マルチ・スズキ。
2グレード構成で、エンジンとミッションの構成が異なり、双方ともFFのみ。
下位グレードの 「XG」 は、「スイフト」 「イグニス」 「ソリオ」 と同様に 1.2Lの デュアルジェット(NA)が載る。
ただし、マイルドハイブリッド は付いてない。
ミッションは CVTだから、基本 「イグニス」 と一緒かな。
上位グレードの 「XT」 は、国内初登場か、1.0L ターボの ブースタージェットが載る。
スズキのダウンサイジングターボです。
ミッションは 6AT、トルコン式だから 「エスクード」 と一緒かな♪
価格を見ると、かなり安く設定されてる気が。
全車に衝突安全機能&速度追従オートクルーズが標準って辺りも太っ腹。
特に上位の XTグレードは 充実した装備で割安感が高い。
が、「エスクード」 同様、安全装備のエアバックを最低限に絞ってるところが気に入らん(汗。
「エコカー減税対応」を見たら、XTは非対応?(XGは対応)
何と、ダウンサイジングターボは燃費が厳しく、減税対象から外れてる。
アイドリングストップが付かない。
おまけに、燃料に 「ハイオク」 を入れねばならず、「XG」とのカタログ燃費差の 4Km/L を加えてかなり財布に痛い!!
お財布に優しい 「ダウンサイジングターボ」 という一般のイメージは当てはまらないっていったい…。
どうやら海外で販売されてる各種 ブースタージェット(ダウンサイジングターボ)は ハイオクを基準に設計されてるらしい。
この様子だと、ヨーロッパで販売開始された 1.4Lブースタージェットの 「ヴィターラ(エスクード) S」 もそのままでは日本で販売されても恩恵は薄い、か。
格安感のある 「XT」、維持費の安い 「XG」。
装備を望めば 「XT」、「XG」は最低限で エアコンもいまどきマニュアル式。
衝突安全対応は最新、だけどエアバクは最低ライン。
あっちを立てれば、こっちが立たず。
何とも掴みどころの微妙な 「バレーノ」なようです。
…売れるのかな、デザインも実に微妙な感じだし(私感)。