ニューヨークモーターショーの記事を探すと、「ロードスター」 が沢山ヒットします。
「ロードスター RF」 の発表と同時に、世界のカー・オブ・ザ・イヤー に輝などなど話題盛りだくさん。
凄い反響らしい。
他にもいろいろな車がある中、独特の存在感を持つってさえいるように見える。
で、考えてみました。
「もしかして、2人乗り ってのがポイントなのでは?」、と。
思いつく中で、2座の現行車種は、軽の 「S660」 に 「コペン」 。
それ以外では 「ロードスター」 しか見当たらない。
「2+2(ツー・バイ・ツー」」 となると、どうしても割り切り感が微妙。
「86/BRZ」 などは乗れば素晴らしいが、後部座席分 横からの画は間延び感がつきまとう。
歴史的に好きな国産車となると、「2000GT」 や 「ダットサン Z」 と、やはり2座のクーペフォルムに寄る私。
これ等、古典的な英国的スポーツカーの流れとも言えそうです。
「モーガン」 や 「ロータス・7」 のような 2座FR に フルカバーなボディを乗せただけ、みたいな♪
フロントはエンジンが入るから長くなる。
リアは貨物車じゃないから、トランクスペースも不要かソコソコでいい。
「走りを楽しむ必要最低限のみ」 みたいな 極論の先にあるものの一つが、2座のFRスポーツ じゃないかなと思うのです。
あくまでも 「の中の1つ」 ねw
そんな 「明確な割り切り」 のようなものを具現化できた 「ロードスター」 に スポーツカーとしての魅力を感じるのかもしれません。
WCOTY受賞の後、「もう一つのバリエーションが残ってる」 とのコメントがあったとか。
「ロードスター」 に ソフトトップ と リトラクタブル・ファストバック 以外ねぇ???
「ロードスター はあくまでオープンカー」 と言い切るって事は クローズドボディじゃ無いか。
となると、思いつくのはこんなやつ。
昨年のロサンゼルスモーターショーに 「スパイダー」 と同時に参考出品されてた 「スピードスター」 です。
フロントウィンドウを持たず、ヘルメットを前提とした 古典的な レーシングカースタイル。
近年はあまり記憶にないが、ルノー や ポルシェに設定があったかな。
この画にはサーキット用のタイヤ&ホイールが付いてますが、一般的な 「スピードスター」 は公道も走れるので究極の一台です。
にしても、着座位置に合わせて下げられた 「ドアミラー」 の位置と形に惚れ惚れ♪
国産車で 「スピードスター」 が販売されたという記憶は無い。
雨降ったらアウトですしねw
でも、既成概念を次々とひっくり返し、新たな驚きを作り出し続ける マツダ ならやってくれそうな気が。
とはいえ、これが販売されてどれだけ売れるかと考えたら、これこそ月に数台でればになったりして。