既存のヘッドフォンが断線した。
滅多に使わないが、無いと不便。
さて、最近はどんなのが出てるのか皆目わからない。
ので、IMPRESS WATCH(AV)で検索してみた。
タイムリー(?)に 低価格でも良さ気なイヤホン特集があった。
フィリップスの97xxがイイとは何度も聞いたが、実際はちょっと微妙だった気が。
そんな中、RHAというメーカーが低価格でメタルボディを出してるってのに興味。
「メタルボディって音が違うのかな?」。
興味が出ると止まらない性格が動き出したw
久しぶりにヨドバシカメラへ(ポイントが残ってるからね~)。
店員が「一応、視聴お願いします」って。
そっか、鍵の掛かるケースに並ぶようなのは一応聴かせてくれるのか♪
が、出してきたウォークマンはバッテリーが上がっていて電源探すのに暫く待たされた。
まぁ普通はプレーヤーに使うモノを客が持参して聞くだろうから、私みたいに手ぶらってのは稀なんでしょうね(汗。
「他に比較されますか?」。
「いや、特に考えて無かったのですが」。
「気に入ってたメーカーとかは?」
…、以前使ってたゼンハイザーが良かった気がします。
と、同価格帯ではこの辺りがありますと 「3.00」ってのを持ってきてくれた。
比較視聴。
RHA は高域がキーンと抜けて解像度が印象的。
中低域も明るく若々しい。
ゼンハイザーは全体の解像感はいまひとつも、バランスがとても良く 情報量も多い感じ。
落ち着いた感じだが、新鮮味は薄い。
結局、WEBの記事を見た興味で RHA S500 を買ったのです♪
基本的に音楽はフロアスピーカーで聞くため、イヤフォンは久しぶりです。
プレーヤーも スマホ(P-03E)のオマケ的なものと、音源は並み以下(汗。
S500を箱から出し、イヤーピース をいろいろ変えてみる。
どうも硬質な高音がシャリシャリと目立ち、中低音が前に出てこない。
結局、2番目に大きなモノでそれなりのバランスに。
ちょっとサイズが違うだけで大きく鳴りが変わるなぁ。
ジックリと聞いてみる。
金属筐体のせいだろうか、高音がかなり「硬い」。
トランペット、ハイハットがややヒステリックに響く。
ギターの弦は針金のようで、ピアノに至っては 「こんな音じゃないぃ~」(汗。
メタルやロック向き??
中低音はエージングの問題だろうか、解像はイイけどまだまだ押してこない。
トロンボーンの音が後ろに沈むのが、う~ん何だかなぁ。
倍音も心なしか乏しい気がするし。
ボーカルは男性も女性も声に質感が乏しく、湿度が全くない。
全体に個々の音源を分解して聞かせる傾向で、モニター系なのかも。
エージングが進めば良い印象が出るかな?
う~ん。
私は音源評価ではなく、音楽を楽しみたいので今回の 2者択一 はやや失敗だったかも。
ゼンハイザーの3.00 はボーカルは質感(湿感)が豊かで瑞々しかった。
上から下までバランスが良く、中域がやや盛り上がる 「かまぼこ型」 は 聴き疲れが少なそう。
あちらならジャズでも普通のポップスでも オールマイティだったよな、きっと。
フィリップスの 97xx と比べても、ゼンハイザーの 3.00 は音の情報量が圧倒的に感じた。
こうした音(音楽)の好みは、3人いれば3通りの評価なるから 「個人的印象」 なんですけど、ね。
RHA S500 の音色が落ち着いてこなかったら、あっちに買い替えになりそうな予感。