闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

終わった今年の ル・マン 24h

2015-06-15 01:56:00 | 日記

​WECのステージ中、もっとも威厳ある大レース とも言える 「ル・マン 24h」 。

 

スタート直後からハイペースなデットヒートを繰り広げる、往年の記録を保持する 「ポルシェ」 と、常勝キングの威厳ある 「アウディ」 が終盤まで火花を散らした。

今年は例年に比べ、激しいクラッシュやリタイヤする台数の少なさが目立った。

 

そんな中、ほとんど国際映像に映らず、やっと出たと思ったらコースアウトし、ボンネット上の排気管(ドライバーの目の前って邪魔そう…)からユラユラと炎を上げる 日産 の GT-R LM は、恥ずかしいの極みで思わず録画を早送りに。

近年の日産は特異枠に実験車両(デルタウィング や ZERO RC) を送り込むも、手応えを掴む事無く迷走してるようにしか見えなかった。

矢継ぎ早に新しいコンセプトカーが送り込まれても、「懲りずにまた何か無駄遣いするみたい」 と、正直呆れるばかり。

事実、一度失敗したモデルを煮詰めて走らせ続けていない!(フィードバックされてないよね…)

「一発屋」、「目立てば儲け」、自分が持つ ル・マン における 「日産のイメージ」。

 

結局、今年もやってくれた。

それも通常枠(LMP1-H)に3台も送り込み、下位クラスにも追いつけないまま 「3台とも非完走」という 「何やってるんだ」 と力の抜ける結果に。

「GT-R」 の名が空しい(汗。

 

モータースポーツにおける姿勢は、親会社(メーカー)の思想が色濃く出ると思う。

そういう意味で、今の日産を象徴する珍事だったと言えるのかもしれないなぁ。

 

コツコツとやってきた感ある 「トヨタ」。

でも今年は見事にドイツ勢にやられた形に。

トヨタが昨年より2秒ほど速くなったところで、アウディ と ポルシェ は 5秒も速くなっていた!!

この3秒差は決定的で、ドライバーの技量うんぬんでは克服できない 「絶対差」 に。

決して遅くは無いし、故障も確実に減ったとは認めるものの、相手が何枚も上手では勝てない。

結果、もっとも上位で6位。

その前には アウディ と ポルシェ がギッシリと入っていた、完敗ですね。

 

でも良いレースだったと思う。

今年は雨もほとんど振らず、1日目が曇りだったおかげで夕方の強烈な西日が無かったので安定したレースが実現した。

 

「世界3大レース」 に数えられる 「ル・マン 24h」 は様々な面で特異。

自動車レースに関わる人なら、レーサーだけでなく関係者も 「一生に一度 は ル・マン 24h」 と思う人って少なくない気がする。

 

山岳レースの極みなら 「ニュルブルクリンク 24h」 とか物凄いけど、高速耐久レースとしてなら 「ル・マン 24h」 という感じかな?

大事故多発でシケインが儲けられた ユノディエール(6kmの林間直線)は当時、真っ直ぐだった頃に400km/h の大台で戦われてた。

当然、ひとたび事故が起これば大参事となり、「悪魔の棲む森」 と恐れられてた。

2012年、ここでトヨタがGTクラスのフェラーリと接触、空高く舞い上がって大破した衝撃のクラッシュは、今でも動画サイトに多数残ってますね(汗。

速度域が高い上に、コースの大半が 普段は一般道 という路面の性格上、難コースと言うレーサーが多い ル・マン(サルト・サーキット)。

…あれ?昔は「サルテ・サーキット」 って呼んでなかったっけ???

 

放送の解説を聞いてて自分も思った。

やはり戦略上(確率論ではなく)、ル・マン 24h は 「3台体制」 でないとチーム監督も作戦が練り難いだろうなぁ。

是非とも、来季のトヨタは 3台 体制で攻めて欲しいところ。

 

しばらく大人しい感じが続いていたトヨタも、モリゾウ さんを頂きにそえてからかなり変わって来てるように思う。

 

自動車大国と呼べる日本だが、レースの こと ル・マン 24h 史上 の総合優勝を勝ち取ったのは、マツダの 「チャージマツダ 787B(20B 型 4ロータリー)」 ただ1台だけ。

それも外人ドライバーの運転で(1991年)。
 

だからこそ日本のファンとして願ってしまうのです。

日本のメーカーが、日本人のドライバーで 「総合優勝」 で歴史に名を刻んでほしい!

 

今、もっともソレを実現できそうなメーカーが、「トヨタ」 だけに モリゾウ の決断に夢を見てしまうのです♪

 

さぁ、歴史的な アウディ と ポルシェ の激突年。

10月の WEC日本ラウンド はできれば直に観戦したいぞー。 


ねむぅ~、ル・マン 前半見終り

2015-06-14 09:47:00 | 日記

​やっと前半の放送を見終った…、徹夜眠いぃ~(涙。

 

WECの第三戦、ル・マン 24h。

今年は日本から トヨタ に加え、 日産もエントリーというのが大きなトピック。

 

が、フタを開けてみれば、予想通りというか何と言うか、最上位のプロトカテゴリーのLMP1で トヨタ は光るものが無く、ドイツ勢の後塵をはいしたグリッド。 

スタートしてみれば、ズルズルとポジションを下げ続け、自力で上がる気配無し。

 

日産に至っては 「痛い」 、それだけ。

 

予選では規定タイムに届かず(?)、何と下位カテゴリーの LMP2 の 「後ろ」 に並ばされるという前代未聞の恥ずかしさ。

加えてアチコチ と壊れる壊れる…、ピットで止まってる時間が異常に長い。

 

国際映像でも、下位の LMP2 マシンを抜けないどころか、直線で 「抜かれる」 シーンが多々流れる。

 

短期間で新しいコンセプトのマシンを投入した努力は並々ならぬものだろうけど、結果がコレではちと痛すぎる。

参戦初年度、それも第二戦までをキャンセルしてまで熟成させたマシンがコレかぁ…。

「試験参戦」 の意味なら、個人的には車名に 「GT-R」 の名を入れないでおいたほうが良かった気がする。

一昨年の 「デルタウィング」 みたいに。

日産にとって その名は特別な意味を持ち、特にレースシーンでは別格扱い。

まだレース中盤だけど、これで1台も完走すらできなければ記録として残ってしまう。

 

対するドイツ勢、アウディ と ポルシェ は物凄い進化(昨年より5秒近く速くなった!!!)に驚愕(驚。

特に参加2年目の ポルシェ の速さが半端無い。

たかだか2L のV4複合ターボ のハイブリッドでこだけ早いと、大排気量ターボのハイブリッドでシステム出力1000psを誇る トヨタ の存在がかすんでしまう(汗。

 

アウディ も大クラッシュしてすら、短時間で完璧に直して再スタートする、相変わらずのモジュール化による鮮やかなサポート に関心させられる。

黄金期を思わせるようなスピードと、四駆(クワトロ)とは思えない旋回能力の高さはさすが。

 

確か一時期、あまりの速さに対し、他車との性能調整で コース一周するのに使える燃料量を制限されてから アウディ の ディーゼルハイブリッド から 絶対的速さ って影をひそめてた。

今年で撤退(だよな、確か)するので奮起したのか、今回のアウディ・ディーゼルハイブリッドはキラリと光る!

コレを見てると、レースシーンでも ガソリン より ディーゼル の方がアドバンテージあるのかと興味深い。

 

車内映像が映ると、他車(ガソリン) に比べ、アウディは テンポ良くシフトアップしていくのが良く判る。

最高回転数はやや低いものの、比較的低回転でも得られる大きな トルク を生かして加速してる。

 

こういったのを目の当たりにすると、アメリカで走ってる マツダの LMP2 マシンが ル・マン に出れないかと本気で悔しくなる。

クラスが違うとはいえ、今年の日産LMP1 よりは面白い展開を見せてくれそうな気がしてならない♪

ディーゼルターボの可能性、世界舞台で見てみたいところ。

(厳密には軽油ではなく、廃油を精製した燃料で走ってるらしいけど)

 

現在、ル・マン(WEC)を走る LMP2 はほとんどの車が日産のV8ガソリンエンジンを積んでいる。

…あれ?、日産のNAエンジンを積むマシンに、上位クラスへ GT-R エンジンで参戦しながら抜かれてるって事か、…(涙。

やっぱり 「痛い」 ワ。

 

さてさて、泣いても笑ってもゴールまであと12時間弱。

 

昨年の覇者トヨタと、新参戦の日産 がどうなるのか、興味は尽きません! 


湯河原の さつき は違った意味で絶景!

2015-06-11 01:27:00 | 日記

​開成町を後にし、一路 湯河原方面へ。

目的は、湯河原の 「ほたる祭り」!

 

ホタル好きな知人曰く、山北と湯河原のホタルはポイント高い、のだそうだ。

 

だが時間が少々早かったので、湯河原観光協会が主催するもう一つ、「さつきの郷」を目指して見る事に。

 

なかなかカーナビで目的地が出ないので、座標で強制的に指示。

真鶴駅の裏から細い路地に入り、クネクネと迷路のような道へ…。

 

この道、マジで細くて坂が急なのでヒヤヒヤ(汗。

真鶴町は良く足を運んでるが、山側に入るのは初めて。

久しぶりにスリリングな運転を満喫する事に!!

あ、車体の大きな車、トルクの細い車にはあまりオススメできないかも(怖。

SX4がそこそこコンパクトで、2Lエンジンのトルクの恩恵と、 トルコンATだった事にマジ感謝でした~。

 

「このまま山の中で遭難するのでは」 と、同乗者と焦り出した頃、突然視界が開けた。

真正面の山肌が一面、さつきの花でピンクに染まる。

「絶景!」。

 IMG_0797.JPG

 

土日のみ イベント をやってるらしく、現地は数人のカメラを持つ人がいるだけ。

 

時間差で咲くとの事で、一部の さつき は既に終わってるとはいえ 壮観な眺め。

 

と、ひときわ小高い丘に登った親戚が手招きしてる。

 

鐘のあるソコは、相模湾を一望できる壮観な眺めの展望台だった!!!

惜しむべきは、撮影した画像を誤って消してしまった事…、超残念。

 

眼下に登ってきた町が小さく見えるソレは、ちょっとした 「天上人気分」?(笑

 

さつき祭りは今週末14日まで。

土日は 湯河原駅 から臨時バスが出るそうです(アトラクション状態だろうなぁ…)。

スリルと絶景を望むなら、ちょいとお勧めです!!(来年も行くぞー)

 

で、ブレーキがフェードしないか焦りつつ、下界に降りて湯河原へ。

ホタル祭りの会場に入ったものの、ホタルが見れる場所まで階段を進まねばならぬと聞き、叔母の足を考え断念。

 

でも湯河原の奥、道路沿いに並んだ 提灯(ちょうちん) に明かりが灯る夕闇は、何か古き良き 「温泉街」って風情で、車で流すだけでも楽しめたのでしたー。

 

時間の関係で、最高のお湯が出る湯河原まで行きながら、全く温泉に入れなかったのが心残り(涙。 


開成 の アジサイ祭り~♪

2015-06-11 01:05:00 | 日記

​月曜、親戚と開成町の あじさい祭り に足を運んだ。

標高のせいか、箱根登山鉄道沿線のあじさいはもう少し後と聞いたのでタイミングかな、と。

 

実はこの町、前に仕事で来てた事がある。

何もない、良く言えば 「田園のどか」 が魅力のところです。

 

平日なので少しは空くかと思ったのが間違い、会場付近の臨時駐車場は軒並み 「満車」!

暫く会場をSX4でノロノロと駐車場所を探す。

他にも停められずに ウロウロ する車が…、公共交通機関が大前提ですね。

 

今回、人工関節を入れて障害者認定された親戚がいたため、「障害者手帳」 を見せたら 「水戸黄門のインロウ」 よろしく、ある駐車場に直ぐ入れてもらえた♪

どうなるものかと焦りまくった~。

 

で、祭りで無い時に町内の あじさい は見た事あるが、親戚のために散策です。

IMG_0783.JPG 

いや、あらためて凄い数のアジサイ、あじさいだらけ~。

 

IMG_0785.JPG 

どれだけの種類があるのか判りませんね。

 

IMG_0787.JPG 

個人的には、水田の 「あぜ道」 をのたりくたりと歩ける事が 以外に癒されたかも♪

 

IMG_0790.JPG 

 

この付近を離れるといきなり あじさい がほとんど目立たなくなる。

如何に町ぐるみで力を入れてるかという事ですよね。

一見の価値、ありました。


スズキ の 「E08A」 小型ディーゼルが気になるも 日本では無理かな

2015-06-09 06:11:00 | 日記

​インドのスズキ、現地車 「セレリオ」 に自社開発の0.8L 小型ディーゼルターボを投入とか。

 http://www.suzuki.co.jp/release/d/2015/0603/

 

海外では意外に小型ディーゼルって多いみたい。

国内に一部が持ち込まれてる例だと、フィアットの 「パンダ4X4」 が1.25Lのディーゼルターボですし。

 

長く ディーゼル+MT だった身としては、ディーゼルエンジンの美点が恋しい(笑。

 

最近は マツダ が火付け役のようで、国内で本科的なディーゼル復権の動きが妙に騒がしい。

そんな中、スズキ(とはいえインドの話し)から小型ディーゼルターボ投入という話しはちょっと気になる。

 

ネットでは排気量を軽規格まで落として 「日本国内投入か」 なんて噂が出てるようですが、私的には残念ながらその可能性は低いと見てます。

 

日本の場合、世界的に見てもディーゼル車に対する規制のハードル、物凄く高い!

ディーゼル謳歌中のヨーロッパ車が、容易には日本投入を果たせていないところからも想像してしまう。

 

そもそも、先の 「NOx 総量削減法」 の時から気になってる 「大型車養護」 の規制値は、返して言えば 「小型車締め上げ」 になってる。

 http://www.jama.or.jp/eco/exhaust/table_01.html

 

重量車の規制値が相当ユルユル(ココを締めなきゃ環境は良くならんよなぁ…)なのに対し、重量が軽いディーゼル車(ガソリンも)には、容易にクリアできそうに無い規制値が。

逆を言えば、排気ガスの後処理装置に頼らず規制をクリアした SKYACTIVE-D のようなエンジンが如何に凄いかと判る。

 

インドの規制値は、恐らく昔の日本程度なハズ。

正直、今回の E08A が日本の環境基準に適合するとは想像し難いのです。

 

それでも、他社が 「ハイブリッド」 や 「小型ディーゼルターボ」 で次々と小型車の心臓を強化してる中、エンジンで苦戦が見える 「スイフト」 とかのスズキ。

1.2L程度の小型ディーゼルターボとかの投入に成功すれば、かなりエコ的に魅力のあるラインナップになりそうで、ついついエールをおくるのです♪