草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

PTAで保護者間のいじめが起きる原因のひとつに、男尊女卑があるのでは?

2015年05月20日 | PTAについて考えてみる

PTA問題友達に、ブラックなPTAに苦しんでおられる、さやさやさんという方がいらっしゃいます。その方は、あちこちにコメントを残しておられます。

いまここで、ソースをいちいち引っ張る時間はありませんが、ご存知の方はご存知だと思います。

さやさやさんは、九州にいらっしゃるそうです。

ここで、三段論法の推論が成り立ちました。

  1. 九州は男尊女卑がはげしい
  2. 女性に、ストレスがたまる
  3. なんでもいいから理屈をつけて、気に食わない人を見つけては八つ当たりする

…これが、PTA保護者の女性間(つまり母親間)で起きていると思われます。(同様に、子どものいじめの原因のひとつも、ストレス発散なんだそうです。 )

だってね、九州の男尊女卑のひどさと言ったら、半端ないらしい。
九州出身の連れ合いを持つママ友から聞いたエピソードをご紹介します。

お正月に、そのママ友は帰省しました。正月親戚宴会の応援要員をやらされました。和室の入り口に、跪坐して、お酌、ご飯のお代わりに対応します。即応しなければなりません。対象は主に男性です。宴会の間、自分は飲食できません。
しかし、もっと不思議なのは、嫁のママ友はお酌などやらされるのに、その家の娘(たぶん同年代)は宴会の座についていること!!

もうね、息がとまるほどびっくりしました。
こんな目に日常的に遭っていたら、人は、誰かに八つ当たりしたくなると思います。人が集団になると起こりがちな現象で、スケープゴート(いけにえ)を探すこと、と解きます。

スケープゴートは、昔読んだ本で仕入れたのを思い出しました。確か、海外駐在員の奥さん方が日本人同士で固まり、その中でやってしまう、という内容だったと思います。 

結論:
支配、被支配の関係から抜け出そう!!


***

追記(150521):
いみじくも、日経DUALで、いじめ防止の考察が本日配信されました。あの、尾木ママのお話です。
有料会員向け記事ですが、冒頭の1ページだけ、読めます。

尾木ママ いじめは「感度が悪い集団」で起きる
「いじめの未然防止・早期発見を目的とするアンケートテンプレート」とは?

拙ブログの過去ログを掘ったら、いじめに関するこんな定義がでてきました。
(◆児童精神科医、子育て協会代表 杉浦正明先生による)

「いじめとは、ストレスの下方移譲(弱者にぶつけること)である。」


PTAに改善してほしい点、上位に挙がったのは…:朝日新聞<フォーラム>150517

2015年05月20日 | PTA報道関連

2日前に、朝日新聞で出ました、<フォーラム>PTA特集第4弾。

PTAに改善してほしい点、上位に挙がったのは…

朝日新聞:150517 朝刊9面(オピニオン)です。

ここで、webアンケート「PTAに改善してほしいところは?」の結果がグラフで出ました。

そして、出ました、識名小PTAの事例。
先日、日経DUALで川端さんがインタビューなさったPTA(拙ブログ過去記事)です。

朝日新聞には、改革の経緯が載っています。
なんとなんと、福里さんの会長歴は2008年から3年間、(ブランク2年(でも副会長))、2年間、計5年間。今年で6年目、になるようです(読解間違っていたら、ご指摘ください)。
2008年といったら、川端さんの『PTA再活用論』が出版された年です。 

周囲を説得して、徐々にPTAを「本来の姿」に変えていくのに、これくらいかかるのかなぁ。会長主導になるのでしょうか。福里さんの粘り強さに脱帽、です。

一番気になるのは、会費無料、かわりに年間500円を学校に納めることで当時の校長と合意、という点です。このあたり、記事から主語が落とされているので(たぶん字数の関係)詳しくはわからないけれど、500円の負担が家庭数なのか児童数なのかが知りたいです。

個人的な意見としては、学校への金銭的支援(物品寄付の金銭換算含む)の実態を調べること、PTA連合体か文科省にお仕事としてやっていただきたいです。そして、全国の学校の実態を把握したうえで、教育予算の傾斜配分などやったらどうか、と考えています。法改正が必要な話ですから、夢物語かもしれませんけれど。

また、朝日新聞に全国から寄せられた事例紹介が何件かあります。
活動の見直しを提案して挫折した事例、従来の形のまま少しずつ改革を進めている事例など。

挫折しかけて頑張っている方のことばを、記事から抜粋します。
心に刺さります。 

***

 一時は、退会することも考えましたが、今年度は会長に就任。幸い、新任の校長や仲間の役員たちは、改革に関心を持ってくれています。「目をつぶれば1年の我慢、そっちの方がずっと楽。でも自分が嫌なことを次の人に残すわけにはいかない」。そう自分に言い聞かせているそうです。

***

次回の<フォーラム>PTA最終回は、日Pの会長インタビューです。
こちら、期待が高まります。