ビニールハウスの補強
耕運機などの雨避けとしてこのハウスを田の隅に作りました。見栄えの良いもので、日差し対策に別シートを上に被せて、夏には快適な休憩場にもなりました。
水はけを良くするためにドーム両サイドには小溝を掘りました。さてこんなことが起こりました。雨と風が一緒に強い日があり、翌日には、ドームは風下側にひどくいびつに歪み、部材が半数くらい折れ曲がっています。シートは剥がれていました。
原因は雨風が同時であったことを考慮して、水により地盤が悪化すること、田であり土が水に溶けやすい、そしてドーム型の骨組が独立しており互助しない構造であることの2つが主である、と考えました。
そこで補強対策は3点。1、ドーム金物パイプ(DP)の各脚部を基本ブロックの半割した中央穴に差込み、パイプの倒れを制限する。2、両端各3つのDPの頂部に板を付け、間隔を一定化する。3、DPの両脚地上1㍍にそれぞれ木の角材を通して固定し、風を団体で受ける構造とする。以上を実施して復旧しました。
水はけ溝の維持につとめ、効果を期待して見守ります。