2050年に平均寿命86才
「人生100年時代が来る」と、ある本(LIFE SHIFT)が書いているという。2007年生まれの半数は107年まで生きられると。
この本に動かされてか、今年9月に「第1回 人生100年時代構想会議」が開かれたという。一方国立社会保障・問題研究所の2012年推計によると、2050年86、2100年93.9才。また、最長寿命者は1997年122才、この年以降20年以上延びはないという。
この前半データは2006年生まれの半数は94才まで生きられるとの内容だ。本の予測より数十年時間がかかりそうだ。
政府は国民へ「何らかの依頼」がしたいため、準備をしたのだろう。また、最長寿命との関連への配慮は不十分だ。2030年の平均寿命は84才程度となる。元気に生きられるのであれば、100才は歓迎したい。