朝日新聞
時おり、お年寄りと会話する。少し耳の不自由な方が「1対1で話すと何とか普通に会話できる。しかし、数人で会話する時は、聞き取れない」。また、「家の中でテレビを見る時などは、使わずにボリュームを上げている」と。
補聴器について会話すると、決まって「使い難い。使いたいものではない。使っても万能ではない」と。私はまだ耳を不自由と感じることはない。そのためか、補聴器のどこが使い難い原因なのか理解ができなかった。
そんなある日、朝日新聞に補聴器についての添付写真の記事を見付ける。それを見ているとおぼろげにだが、推測できる。1、エネルギー補充に電池の交換1回/14(15h)日、2、性能に集団での会話は聞き分けにくい・ささやき声や騒がしい所での会話の声が聞こえ難い。と。
記事には開発品による対策もある。電池の交換は毎約14日。聞こえ性能には易ボリューム変更と日本語会話の周波数帯に合わせたものとなると。
良い物の開発があると、さらにと不満な点が見つかることだろう。進歩は1歩1歩。またさらなる開発があることだろう。
私の補聴器への理解は少し深まる。