食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

農家 獣対策

2022-06-21 12:21:45 | 予算の使い方

 

 空き家が少しずつ増えている。それに比例するように猪や鹿や猿なども目にするようになっている。サツマイモに猪、果樹の新芽に鹿、柿や栗や豆に猿が来る。

 農家は野菜や果実づくりをしながら獣対策をすることが必要になっている。さて先日猿の群れが畑を荒らしているのを見かけて、市役所に対応策を教わろうと連絡をした。対応は早く県と市と其々がまとめられた対策本を持って現場を見に来られ、本は頂いた。対策の足掛かりとなりとてもありがたい。「困っている人たちが集まった際に話をして欲しい」と申し込むと「それは---」と断られた。途方に暮れている。

 頂いた対策本については、紹介する「お知らせ」を作り、自治会回覧をすることをお願いしている。さて、6月11日NHK番組22:00「獣害転じて福」が放送されていた。私にとって前述の課題を持った時だったのでとても役立つものだった。メモを残したい。

 岡山県美咲町と島根県美郷町との、耕作放棄地が多い町の獣害対策成功例である。猪などの潜み場となる耕作放棄地は守りたい土地の近くでは放棄しない。草を刈る。猿には、人は怖いものと思わせる。見過ごすことはせず追払う。飛ぶ花火など効果的。畑の防護柵電気柵などは皆のものと思い、猿を見かけた人は大きい声を出し多数で追払う。餌になる残飯は取れないように箱に入れ、立ち木には果実を残さないなど。

 美郷町では町役場が技術者を雇い、獣肉加工会社ができ、獣対策の会社も出来、そこは美郷バレー化してきているという。どのようにしてゆけば二つの町のように皆が意識できるようになるか。やはり課題は残る。

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