比較を忘れずに
縦の糸横の糸織りなす布⋯。このような歌詞の歌がある。ここでの話題は歌ではない。「今朝の三枚おろし」という武田鉄矢のラジオ番組の内容。
武田鉄矢は国語の教師資格を持っているという。本の内容をこの番組では解りやすく解説する。尾ひれ背ひれが付いたりもする。しかし楽しい番組だと感じており、よく聞いている。今日は首記の言葉があった。
私はお昼時に「ひるおび」という番組にチャンネルを合わせていることが多い。恵さんが司会をし、説明アナウンサー、コメンテータ、お客の4パートで構成されるようだ。役割を推定すると、その道のプロがコメンテータ、国民代表がお客。
テーマ(問題点)を決め、状況データを集め、アナウンサーが状況を説明する。司会がまとめ役、コメンテータに意見を聞き、お客は「そうだそうだ」と言う。問題点は「解決されていない」とまとめる。この例の場合、状況を「たての目」で見ている。「よこの目」が必要ではないかと「今朝の三枚おろし」はいう。「よこの目」とは他国状況と比較すること。集団心理によるだけでなく、他の例と比較することを忘れないようにとの注意喚起、をしている。
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