
それでは、平成28年第4回生坂村議会12月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
14日から始まり8日間の日程の12月定例会でございましたが、慎重にご審議をしていただき、すべての議案を原案のとおりご採択くださりまして、誠にありがとうございました。
さて、今定例会の一般質問で「地域の農業振興について」質されましたが、平成23年度から4年度続けて行ってきました「生坂農業懇談会」は、今年度は、来年1月10日(火)の古坂区から2月21日(火)の小立野区まで全10区に出向き、人・農地プラン、農業委員会制度、県営中山間総合整備事業、地域営農組織等について説明をさせていただき、村民の皆さんからご意見・ご要望等をお聞きしたいと思っております。
どうか、議員各位におかれましては、お寒い中ですが、多くの地区の農業懇談会にお越しいただき、村民の皆さんの農業に対するご意見等の現状把握に努められ、当村の基幹産業であります農業の振興、農地保全、担い手育成等に対しましても、ご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。
9月定例会で予算の変更をお認めいただきました「子育て支援センター」の設計図が出来あがりましたので、この後の全員協議会でご説明させていただきたいと思います。1月中旬には、建設工事の入札を行った後、臨時議会をお願いして、お認めいただきましたら建設に着手したいと考えております。今年度事業ですので、繰越明許をお願いし、来年7月頃の竣工を目指して進めたいと考えておりますのでご理解、ご協力をお願いいたします。

そして、今月19日に平成29年度の予算編成会議を行いました。同日、国では、地方自治体が自由に使える一般財源の総額を前年度対比4千億円増の62兆1千億円で合意し、過去最高を更新しましたが、自治体に配る地方交付税は4千億円減の16兆3千億円となり、これを補うために、臨時財政対策債の発行を3千億円増やして4兆円にするとのことですので、借金への依存度が高まり、財政健全化の道は遠のくと感じるところでございます。
そういう中、当村の来年度の予算編成では、生坂村第5次総合計画、村づくり計画、まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、知恵を出し創意工夫をして、引き続き経費の節減と合理化に努めながら、村民の皆さんのニーズに応えられる施策の推進を図り、将来の見通しを充分考慮した有効で効果的な予算配分に努めてまいります。
来年1月からそれぞれの運営協議会・運営委員会等でも来年度の事業、予算についてご審議いただき、その結果も反映させ、村民の皆さんのご理解とご協力もいただき、それらの目標の実現に向けた取組も推進してまいりたいと考えております。それらに加え、地区担当職員は、地区の課題の把握に努め、課題解決や活性化に向けて、「地域発 元気づくり支援金」や「絆づくり支援金」等による事業検討も行ってまいります。
生坂村営やまなみ荘は、今年度も引き続き年末年始は通常営業をいたします。お正月の2日には「新年鏡開きと餅つきとお餅振る舞い」を行い、12月30日から1月3日までは「竹炭湯」の提供、また、新年会プラン、お庚申プランもございますので、多くの皆さんにご利用いただきます様に、議員各位もご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
「活気にあふれ賑わいに満ちた村づくり」によりまして、活力ある地域づくりを進め、地域と村が元気になり、生坂村の明るい未来を創りだすために、村民の皆さんから負託をいただいた議員各位の生坂創生に向けた建設的なご指導、ご鞭撻をお願いする次第でございます。
議員各位には、今年も残りわずかでございますが、健康にご留意なされ、良い年を迎えられますことをご祈念申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
▽ 今朝は朝霧が深く立ち込め、真っ白な世界でバス通勤でしたので役場前の庭の風景です。



今日生坂村では、保育園でクリスマス献立、児童館でクリスマスおはなし会withかあさん家・「この本よかった賞」表彰式、ボランティア配食サービス、鳥獣被害防止柵設置に向けた地元説明会等が行われました。