小立野地区犀川堤防改修事業起工式

　15日(日)大安の午前11時から、国土交通省北陸整備局千曲川河川事務所と当村主催により、小立野地区犀川堤防改修事業の起工式が行われました。
　当村の小立野地区は、昭和58年９月の洪水時には、犀川の最大流量が観測史上最大で、数軒が床上浸水等の被害に見舞われました。また、最大流量が二番目の平成18年７月には、上流ダムの特例操作により越水を免れた経過がある地区です。
　当村としては過去の災害を教訓に、私が村長になって10年間、小立野地区の弱小堤の嵩上げを第一に要望をしてきまして、平成26年１月６日に策定された「信濃川水系河川整備計画」に小立野地区堤防整備を盛り込んでいただき、今回事業実施になりましたことに、心から感謝を申し上げます。



▽　私から主催者と犀川直轄改修期成同盟会を代表させていただき、当村の犀川の日野橋から上流は、国の直轄区間であり、松本市と安曇野市にお世話になりながら２市１村で「犀川直轄改修期成同盟会」を組織して、毎年度、新潟市の北陸地方整備局、東京の国土交通省の関係各位と県選出国会議員の皆さんに要望活動をしてきまして、今回の小立野地区犀川堤防改修事業が、予定通り着実に整備が進みますことをお願いするなど、起工式に当たりましての挨拶といたしました。


▽　北陸地方整備局　伊藤河川部長さんから事業者を代表されご挨拶を頂戴し、公私ともに大変お忙しい中ご臨席賜りました、務台衆議院議員さん、羽田参議院議員さん、清澤県議会議員さん、長野県奥村建設部長さん代理、新家河川課長さん、平田議会議長さんから、それぞれの立場からお祝いのことばをいただきました。



▽　国土交通省北陸整備局千曲川河川事務所　堤所長さんから、堤防整備区間L＝900m、堤防は現在の堤防に15m拡幅と2.5m嵩上げとなり、暫定堤防を完成堤化により浸水被害の解消を早期に実現するなどの当事業の説明をしていただきました。




　千曲川河川事務所さんには、この10年間の要望活動中にも維持工事等をしていただき、当地区の安全安心の生活のためにお力添えをいただいてきましたところ、平成25年９月４日には、務台衆議院議員さんの要請により、北陸地方整備局の当時の入江河川部長さん、宮武千曲川河川事務所長さんをはじめ職員の皆さんと、２市１村の関係者で犀川直轄改修期成同盟会の要望箇所の現地調査を行っていただきました。
　犀川直轄改修期成同盟会の毎年の要望活動に加え、この現地視察や関係各位の多くのお力添えにより、本日の起工式が挙行できましたことに重ねて感謝を申し上げます。

▽　来賓各位、地元赤羽区長さん、事業者、私で、小立野地区犀川堤防改修事業が始まりますから、順調に工事が進み無事に竣工できますことなどを願って、「鍬入れ」を行いました。




　そして、昨今では地球温暖化などの影響によって台風の大型化やゲリラ豪雨の発生など、異常気象ともいえる状況が常態化しており、これまで以上に自然災害の発生が懸念されるところですので、小立野地区犀川堤防改修事業が、予定通りに予算を確保していただきまして早期に整備が進みますことをお願い申し上げます。
　本日は、大変足元の悪い中お越しをいただきました来賓各位、地元の皆さん、関係各位に感謝を申し上げますとともに、最初の工事を受注されました平林建設さんには、会場の設営、準備、除雪など大変お世話になり御礼を申し上げます。

▽　今朝は雪が深々と降っている中撮影しました生坂ダム湖の風景です。






　今日生坂村では、健康管理センターでおいしい信州ふーど料理教室等が行われました。