信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成29年第2回生坂村議会臨時会

2017年05月12日 | 議会の挨拶

△ 私が下記の内容の「平成29年第2回生坂村議会臨時会」の開会の挨拶をしているところです。

   平成29年第2回生坂村議会臨時会の開会の挨拶

 それでは、平成29年第2回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 田植えや野菜の苗植えなど、農作業が忙しい時季となり、新緑が鮮やかで風薫る爽やかな季節となりました。
 議員各位に於かれましては、4月の村議会議員一般選挙においてご当選されまして、心よりお祝い申し上げる次第でございます。任期は本日から4年間になりますが、生坂村及び村民の皆さんのためにご尽力、ご指導の程よろしくお願い申し上げます。
 また、村政始まって以来、定数8名に対して7名の当選者であり、欠員1名の状況となってしまったことは残念に思うところでございます。
 本日から2年弱は現体制で生坂村議会を担っていかれることと思いますので、議員各位の役割が増えることになりますが、よろしくご活動いただきますようお願いいたします。
 さて、今年度に入り早くも1ヶ月以上が過ぎましたが、3月定例議会でお認めいただきました、平成29年度の当初予算に沿いまして、各種事業を行っているところでございます。
 重点事業の「福祉の村づくり事業」では、今年度からの「介護予防・日常生活支援総合事業」は、生活支援コーディネーターによります生活支援サービスの充実、地域包括ケアシステムの構築等に取り組むとともに、第7期介護保険料を決める年度になります。
 また、住み慣れた生坂村で安心して住み続けられる体制づくりのために、高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の増築工事、古坂地区の介護予防拠点施設新築工事の事業を実施予定であり、高齢化や独居高齢者世帯の増加、北部地域の村民の介護予防サービス等にも対応してまいります。
 これらによりまして、健康な暮らしの継続と福祉の充実により、高齢者の生活の安定に努めてまいります。
次に「子育て支援事業」としましては、新生児から18歳まで全ての子どもと家族、そして子育ての協力者となります地域住民を対象に、保健師や保育士の常駐によります総合的な子育て支援を、今年7月完成予定の「子育て支援センター」で更に充実させてまいります。
 そして、B&G海洋センター、児童館・生涯学習施設「たんぽぽ」、子育て支援センターで、放課後児童支援員、学習支援員、保育士、保健師、司書、コーディネーター、活動推進員、サポーターなど多くの皆さんのご指導、ご協力をいただき、子ども達が子育て支援のそれぞれの施設において、勉強やスポーツなどで友達と仲良く楽しく過ごせる環境をより充実させ、学力・運動力の向上に取り組んでまいります。
 これらの取り組みによりまして、安心して健やかに産み育てられ、次代を担う子ども達が個性豊かに育まれる環境づくりと教育の充実強化に努めてまいります。
 次に「産業振興事業」としましては、農業振興等を図るための「県営中山間総合整備事業」は、今年度も引き続き、南平・北平・会の圃場整備、遊上の水路工事を実施しますとともに活性化施設の建設に着手いたします。また、下生野では用排水路の実施設計に着手し、草尾上野、上生坂上の原の用水等の実施設計も予定しております。
 村内商工業者に対しましては、商工会への経営指導の補助、生坂マル得商品券の発行補助、個人住宅リフォーム補助、昨年度からの「生坂村店舗整備促進事業補助金」等も実施して商工業者の育成を行ってまいります。
 これらにより農業、商工業の振興、6次産業化等により、当村の経済の活性化を目指したいと考えております。
 次ぎに「地域活性化対策等事業」としましては、定住促進と空き家対策として3棟の空き家の購入及び改修工事を行い、いくさか大好き隊員により、引き続き環境保全・農地保全等の作業、地区の行事・伝統文化の継承、村の観光や情報発信、高齢者の見守り、農業支援等を「地区担当職員」と連携をして、地域・村の活性化につなげていくために引き続き活動してまいります。
 また、「住民支え合いマップ」の活用の周知徹底に努め、3市5村の医療救護訓練に併せて防災訓練を行うとともに、日岐部の消防詰所の建替えと下生坂部小型動力ポンプ積載車両の更新などで、地域防災力の強化と防災・減災対策に取り組み、「災害に強い村づくり」を進めてまいります。
 これらの事業により安全安心な生活の確保及び人口維持対策、地域・村の活性化に努めてまいります。
 以上、4つの重点事業について、一部の取組を申し上げましたが、今年度もそれぞれの事業を実施することで、それによります相乗効果を引き出し、当村の課題解決や方向付けをしてまいりたいと考えているところでございます。
 「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」に沿っての「生坂創生」の関係は、地方創生加速化交付金によります、大日向南平地区のぶどう棚設置、生坂ぶどうの193カラットの商標登録、カラットリンの製作などを実施しまして、地方創生拠点整備交付金での移住体験ハウス整備事業、社会就労センター施設統合改修事業も実施してまいります。
 今後も地方創生推進交付金等を活用し、「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」に沿って、生坂村と各地区の活性化や人口減少の抑制を図るなどの生坂創生のためにそれぞれの新施策も遂行してまいります。
 今後も引き続き、村民の皆さんのために、安心・安全で住みよい村づくりをしていかなければと考えている次第でありますが、少子高齢化・人口減少が顕著であり、村民の皆さんのニーズが多様化する中、行財政運営は相変わらず厳しく、村民の皆さんとの協働による村づくり、定住化対策、福祉、医療、子育て支援、教育、農業・産業振興等々、多くの課題に取り組んでいかなければなりません。
 議員各位には、尽きない課題の解決及び方向付けに向けての村政運営に対しまして、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げる次第でございます。
 それでは、これから正副議長、松本広域連合やそれぞれの一部事務組合の議会議員、議会選出の各種委員等をお決めいただくことになりますので、本会議と全員協議会が長時間になると思われますが、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。


△ 議長選挙の結果、平田議員4票、吉澤議員2票、市川議員1票で、平田議員が議長に再任されました。
 平田議長が、生坂村は人口減少や高齢化の中、議会と行政は二元代表制であり、議会は議案の議決などで首長の行政運営を監視する立場であり、議員自ら資質の向上に努め、緊張感を持って職務に当たり、開かれた議会にしていく覚悟でありますなどと就任の挨拶をされているところです。


△ 副議長選挙の結果、瀧澤議員6票で、瀧澤議員が副議長に選任されました。
 瀧澤新副議長が、平田議長を補佐することは当然ですが、議会だよりの編集の責任者として、村民の皆さんに見える議会、伝わる議会を目指して作成し、村民の皆さんとの関係を強くしていきたいなどと就任の挨拶をされているところです。

   平成29年第2回生坂村議会臨時会追加日程議案の説明

 それでは、追加議案のご審議をいただきたくよろしくお願い申し上げます。
 議案の説明に付きましては、
 議案第35号 生坂村監査委員の選任について
 この議案は、村の監査委員につきまして、学識者1名、議会選出者1名をお願いしているところでございまして、本日議会から、吉澤弘迪議員をご推薦いただきましたので、議会選出の監査委員として選任していただきたくご提案申し上げます。
 以上の議案でございます。よろしくご同意いただきます様お願いいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。


△ 私が下記の内容の「平成29年第2回生坂村議会臨時会」の閉会の挨拶をしているところです。

   平成29年第2回生坂村議会臨時会の閉会の挨拶

 それでは、平成29年第2回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 本日は、正副議長、松本広域連合や各一部事務組合の議会議員、議会選出の各種委員等をお決めいただき、議会選出の監査委員の選任の議案も原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
 さて、今年度から松本地方事務所が松本地域振興局になり、地域で生じている課題や県民ニーズを的確に把握し、スピード感をもって主体的・積極的に課題解決に当たる組織として設置されました。
 そして、地域振興局内に企画振興課が新たに設置され、市町村や地域づくりの団体の活動に対して、引き続き「地域発 元気づくり支援金」で支援していただけることになっております。
 そして、昨日11日に選定委員会があり、その結果が早速プレスリリースされました。当村の申請内容は、団体申請で3件、村申請で5件の計8件となっておりましたが、ドローンの活用事業が不採択となり、採択は7事業で、事業費19,211千円で、支援金額13,316千円となりました。
 これらの支援金事業は、6月定例会に上程させていただきますので、ご承認の程よろしくお願いいたします。
 また、2次募集がございますので、必要な協働による事業を申請できればとも考えているところでございます。
 次に、今年度も15日、月曜日の古坂区を皮切りに、村政懇談会を10区に出向き開催いたします。今年度で11年目であり、「いくさか村づくり計画」や「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」、今年度の事業と予算、様々な課題対応等について説明させていただこうと進めております。今回も打合せ会議を昨日行いまして、説明時間を40分弱に抑えるように調整を図りましたので、村民の皆さんの忌憚のないご意見・ご要望を多く期待するところでございます。
 今後も、村民の皆さんから負託をいただいた議員各位と検討協議をさせていただく中で、生坂村のため、村民の皆さんのためという共有目標に向け、村政運営を進めていきたいと考えております。議員各位にはご健勝にて、ご支援、ご指導を賜ります様お願いしまして、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。

▽ 今朝はノーマイカーデーでしたので、村営バス「いくりん」の小舟バス停からの風景です。






 その他生坂村では、平成29年第2回生坂村議会臨時会、保育園で尿検査・引き渡し訓練、小学校で4時間授業、下生坂B班の皆さんの元気塾・認知症予防の栄養講話、健康管理センターで乳がん検診(マンモグラフィ)等が行われました。