信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

古坂区 農業懇談会&相模女子大学冬季地域協働活動

2020年02月25日 | 生坂村の懇談会
 25日(火)午後2時から、今年度最後の農業懇談会を古坂区公民館で開催させていただきました。
 最初に私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農業委員会長、担当の農業委員、JA松本ハイランド、農業公社理事長・事務局、副村長・振興課長・担当職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録を取るために同席して行われました。


 藤澤産業係長から、人・農地プラン、今後の地域農業のあり方、県営中山間総合整備事業、農業委員等の説明をし、いくさかの郷への農産物等の出荷物のお願い、JAから夢づくりサポートについてなどのお話をさせていただきました。


 古坂区の今後の地域農業のあり方は「当区は、村の中でも特に高齢化と過疎化が進んでいる集落で、農地も少なくそのほとんどが傾斜地となっている。農地面積も小さく作業の機械化も難しいため、個人ごと現状を維持しながら農地保全を図るとともに、遊休農地抑制のため住民共同による山菜栽培など、楽しみながら生きがいづくりとなる農業を進める。」となっております。


 主なご意見・ご要望に対してお答えした概要は、黒ニンニクは高く苦く、蜂蜜に漬けたが美味しくなく、12日で出来上がる専門の機械で作ってみたことについては、大日向ニンニク生産組合は、炊飯器で作っているが、甘みがあって、ふるさと納税の返礼品としても結構出ていること、ホワイト六片を栽培するには、畑に苦土石灰を入れて、毎年違う場所に植えないと連作障害がでること、マルメロはカリンとは違うが沢山成ることについては、マルメロの食べ方、漬け方などのレシピがあるといくさかの郷で売れること、福寿草は群生しているとのことで、秋にポットに入れて売ってみては如何か、栗も成っているが、鹿が食べてしまっていること、来年度の元気づくり支援金でハウス2棟を貸し出しするので、区で2~3人で分けて栽培してみては如何か、栽培講習会は農協や普及センターにお願いして実施するので、気軽に栽培して骨組みがしっかりしていればビニールだけでも良いこと、葉物は鹿に食べられて、実際失敗している方もいること、全地区から出荷していただきたいので、前向きに取り組んで欲しいこと、組織の会計は区で行えば如何か、一年目は種代、苗代が出るので、出荷はいくさかの郷とファーマーズガーデンにお願いしたいこと、ワラビがあるが毎日採ることが大変ですが、何センチと決めて採り、直売所には結束機や輪ゴムでまるめて販売し、個人か区で登録するすれば良いこと、松茸はとても売れるので出荷していただき、地元でもキノコ栽培して他のキノコも販売してみては如何か、沢にワサビがありますから、今年の春はワラビとワサビの出荷は如何か、竹の子はあるが、イノシシに根っ子を食べられていること、1メートルに1本の竹林整備が良いから、講習会を開催するので整備をして出荷して欲しいこと、粘土質でも、ねぎ、ズッキーニなど野菜全般の栽培は可能で、果樹類も排水対策と堆肥を入れるとしっかり育つこと、今年も柿がなっていたのは、そんなに霜が降りないとのことで、大きな木になっているので、草尾の柿組合や大好き隊員に剪定をお願いするなど、早めに対応していただきたいこと、硫黄燻蒸は葉書でやると消えないし、一晩燻蒸し干すこと、何事も始めないと分からないこと、春にはワラビ、コゴミ、竹の子、ワサビ、秋には柿、福寿草の出荷販売など、楽しみを見つけて取り組んで欲しいこと、電気柵の補助は村内だけかについては、要項を調べて連絡することなど、様々な意見等に対して和気藹々後懇談させていただきました。 


 古坂区は当村でも農業の条件が不利地域ですので、農地保全やいくさかの郷へ野菜や山菜などを出荷していただくために、区民の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。出席された皆さん、色々なご意見・ご提案をいただきありがとうございました。

▽ 午後5時30分からは、相模女子大学冬季地域協働活動で5名の学生さんが、昨日から生坂村に来村され、歓迎会の前にやまなみ荘の玄関前で記念撮影をしました。


 相模女子大学冬季地域協働活動は、昨日来村され、村内視察と打合せをしていただき、本日は農業公社で味噌造りを手伝っていただき、明日からもそれぞれの団体の皆さんのご協力をいただきながら色々な活動をしていただきます。村民の皆さんとの触れ合いや協働活動の中で、生坂村の活性化・情報発信などについて提案していただければと思います。

出産祝い金贈呈&保育園でセカンドブック贈呈

2020年02月25日 | 生坂村の取組
 25日(火)は朝方青空が見えましたが、次第に雲が厚くなり段々と雨が降り出しました。
 午前8時40分からは、私が生坂村民を代表して出産祝金をお母さん、お父さんに贈呈しました。今回は12月にお生まれになった女の子に、「当村では、子どもたちを村の宝と思い、行政は勿論ですが、村民も一緒にお子さんの健やかな成長を願っております。保健・福祉・教育など、若いお母さん方が安心して子育てできる体制が整っておりますが、さらに今後も若いお母さん方の声をいただきながら、のびのびと子育てができる村づくりを目指していきたいと考えております。」などとお祝いの言葉を添えて、出産祝金を贈らせていただきました。






 子どもさんのご様子や家族との触れ合いのことなど、嬉しそうにお話しするお父さん、お母さんと和やかに会話が弾みました。




 午前10時からは「ブックスタート事業」の「セカンドブック贈呈」が保育園で開催されました。ブックスタートとは、赤ちゃんと保護者が絵本を通して、心ふれあうひと時になるためのきっかけを作る活動でして、1992年にイギリスで始まり、2000年から日本に広がり、今では全国の各市町村で取り組まれているとのことです。
 当村は、1歳ごろの子供さんにブックスタート、保育園年少児にセカンドブック、小学校1年生にサードブックと3回本をプレゼントして、本に親しんでいただこうと進めております。


 私から、絵本を通して文字や絵に親しんでいただき、お母さんやお父さんから絵本を読んでいただき、親子のふれあいを大切にして、感情豊かに健やかに育っていただたいなどの挨拶をしました。


 今回のセカンドブックは保育園年少児の子供さんに、丸山司書が選んで「おむすびころりん」をプレゼントさせていただきました。
本日は参加していただいた6名の可愛い園児たちに、私から「絵本を読んでね」と言って、一人一人に絵本をお渡ししました。




 丸山司書からブックスタートの意義と絵本の読み聞かせ等について説明があり、「まゆとおに」の読み聞かせをしていただきました。




 「図書室からも借りていって、絵本を読んでください」と名前入りの袋もプレゼントし、子ども達は好きなハンコを選び、袋に押印していました






 子ども達が絵本を通して、お母さんをはじめご家族と触れ合うことで、健やかにたくましく成長することを願う次第です。ご参加いただいた子ども達と園長先生や先生方、お忙しい中ありがとうございました。

▽ 朝の写真は下生野上空からの風景です。







 今日生坂村では、小学校でALT、中学校で集金日①、なのはなでお裁縫Sewing、出産祝い金贈呈、離乳食教室、公民館でバドミントン教室、教育委員会定例会、古坂区農業懇談会、草尾区申告相談、相模女子大学冬季地域協働活動歓迎会などが行われました。

景勝の地「山清路」の風景

2020年02月24日 | 生坂村の風景
 24日(月)は晴れて、昼間はポカポカ陽気で春を感じられた一日でした。
 私は一日公務がなく、朝は信濃10名勝の「山清路」に行き、ドローンを飛ばして上空から、渓谷美や新旧の山清路橋を撮影しました。電線やパイプが犀川を横切っていますので、慎重に操縦をして、久しぶりに普段見られない角度からの景色を撮影しました。




 北アルプスを水源とする犀川は、松本平、安曇野を過ぎて善光寺平へと至る間、蛇行を繰り返しながら深い峡谷を成し、犀川は生坂村にて支流の金熊川と麻績川を合流していて、このあたり延長1km区間が景勝の地「山清路」となっております。
 今後は、県道大町麻績インター千曲線の新橋梁が今年夏頃に完成予定であり、通行止めになっている県道部分は、排土工、法止工、舗装・橋梁の修繕などの整備をしていただいており、山清路を観光名所として復活させなければと考えております。




 現在の旧山清路橋は、昭和9年に架けられたもので、1960年代後半には新山清路橋が開通し、現在はさらに山清路を迂回する国道19号山清路防災1号トンネル(L約632m)の工事に着手しおり、県道の新橋梁も完成しましたら、約2kmの間に犀川を渡る橋が4橋になり、新たな観光名所になると思います。



 本日生坂村では、スキー・スノーボード体験教室、相模女子大学冬季地域協働活動などが行われました。

令和元年度 支部対抗卓球大会

2020年02月23日 | 生坂村の催し
 23日(日)は朝少し雪が舞いましたが直ぐに止んで、時々日差しが届くこともありましたが寒く感じられた一日でした。
 午前8時30分から、今年度最後の体育協会主催のスポーツ大会である卓球大会が開催されました。団体戦、個人戦、一般の部、壮年の部などの選手で幅広い卓球愛好家が集まりました。



▽ 開会会では、最初に昨年度団体戦優勝の小立野支部からトロフィーが返還されました。


▽ 丸山会長が、今年度最後の体協主催の卓球大会が行えることなどに対し、支部役員の皆さんと参加者に感謝の言葉を述べられ、新型コロナウイルスに負けないように、準備体操をして怪我などしないように、練習の成果を発揮し、親睦を深めながら優勝を目指して頑張ってくださいなどと挨拶をされました。


▽ 私からは、卓球愛好家の皆さんが参加して開催できますことと、丸山会長さんはじめ体協の役員と各支部の役員の皆さんに、準備・運営などをしていただき大会が行われることに感謝を申し上げ、愛好家の皆さんが体力維持をしながら、良い成績を目指して頑張ってくださいなどと祝辞を述べました。


▽ 平田議長からは、卓球大会に参加された皆さんに労いの言葉を掛けられ、親睦を深めながら卓球を楽しんでいただくことと、来年4月には生坂村議会議員選挙が行われますが、なり手不足ですので、今から準備をして多くの皆さんに立候補していただきたいなどと祝辞を述べられました。


▽ 昨年度団体戦優勝の小立野支部の吉原選手が、練習の成果を発揮して、しっかりとプレイすることを誓いますなどと選手宣誓をされました。



 開会式後は団体戦が行われ、各チームの選手は勝利を目指して頑張っていました。また、「入れ」と気合いを入れ、汗をかいて真剣にプレイする人、和気あいあいと相手と楽しく試合をする人などと、各支部の皆さんも「頑張れ!惜しい!」などと温かい声援や拍手で応援していました。









 私は用事があり早めに失礼しましたが、その後、個人戦も行われ、地区ごとに大会をしている所もありますので、愛好家が多くレベルが高い試合が繰り広げられ、スポーツを通じての親睦も深められ楽しい大会になったことと思います。





 体育協会と各支部の役員の皆さんには、準備、運営、選手集め等にお世話になりありがとうございました。また、選手の皆さんもお疲れ様でした。




▽ 朝の写真は小舟集落上空からの風景です。







地域未来塾閉講式&上生坂ほたるの里の会総会

2020年02月22日 | 生坂村の取組
 22日(土)の午前中は風が強く土埃が舞うほどでしたが、午後は風が止み、雨が降りだす荒れた天気の一日でした。
 午後2時45分から、B&G海洋センター会議室において、今年度の地域未来塾の閉講式が開催されました。
 地域未来塾の趣旨は、「未来を担う子ども達を育む体制づくりを目指し、地域と学校が連携・協働して、学習を希望する中学生に対して、地域住民等の協力を得て学習支援を行う。」となっています。
▽ 閉講式前の地域未来塾の様子です。




▽ 樋口教育長の開会のことばで始まり、高野公民館長から、昨年5月11日から全34回の地域未来塾ができ、生徒達の学力が伸びたことは、信州大学の小山先生、荒井先生、学生さん達のお陰であることに謝辞を述べられ、楽しく勉強ができた人、来年度も引き続き行いますので参加する人、などと聞くと生徒全員が手を上げ、この塾でさらに頑張ってくださいなどと挨拶をされました。




▽ 私からも、この塾が実施できましたことに対し、信州大学の小山先生と学生さん達に御礼を申し上げ、生徒達には土曜日はノンビリしたいと思うけど一年通して勉強してきたことを褒めてあげ、今後も優秀な学生さん達に勉強を教えていただけるこの塾を続けていきますので、皆さんも学力が上がるように頑張ってくださいなどと挨拶をさせていただきました。


▽ 信州大学 教職支援センターの小山先生からは、この塾は教科を勉強するだけでなく、皆さんが学生達と触れ合うことで、新たな発見があることにも意味があり、皆さんのように色々と身に付けていくことが大切ですし、学生達も教職員課程の良い経験になっていますので、これからも引き続き取り組んでいきますので、皆さんに色々と学んでいただきたいなどと挨拶をしていただきました。


 本事業の実施主体は生坂村とし、信州大学と連携・協働のもと事業を行うものです。
 事業内容は、生坂中学校に在籍する中学生への学習支援で、指導科目は、国語・英語・数学・理科・社会となっています。
 学習支援員及び教育サポーターついては、実情(活動の内容や実施日数、対象とする中学生の数等)に応じて、真に必要な人数を配置することとし、信州大学の学部生・院生の計14名の皆さんの中で、1回につき2~6名をお願いして行ってきました。
▽ 本日受講された9名の生坂中学校の生徒達から、この塾で集中して勉強できたこと、成績が伸びたこと、分かりやすく教えていただいたことなどの御礼の言葉を話してもらいました。








▽ 本日の学習支援員の3名の学生さん達からは、生徒達がしっかり勉強をしてきた内容、努力をすると成績が上がること、これからの人生で高校入試は人生の選択になることなどを話していただきました。




 午後6時からの「上生坂ほたるの里の会」の総会は、平林会長さんの挨拶で始まり議事に入りました。
▽ 平成31年度(令和元年度)「上生坂ほたるの里の会」の事業実績・会計報告、令和2年度の事業計画・予算案が原案通り承認されました。
 来年度も、農業体験ツアーの田植え、稲刈りの対応とほたる祭りの実施、赤とんぼフェスティバルの参画などを決めていただきました。


▽ 平林会長さんと私の挨拶では、農業体験ツアーのお手伝いやほたる祭りの開催、公園の環境整備などの活動に対して感謝を申し上げ、引き続きみんなで協力し合って、生坂村の活性化と元気を発信していきましょうなどとお願いしました。

 会員の皆さんに新しい企画の提案を募り、来年度のほたる祭りは、保育園児と小学生にお願いして、フラッグに夢や願い事、絵を描いてもらい飾ろうということになり、関係機関と調整することになりました。

▽ 朝の写真は生坂ダム上からの風景です。







 その他生坂村では、地域未来塾、少年少女バドミントン教室、小学生バレーボール教室、少年少女サッカー教室U―15などが行われました。

離乳中期(モグモグ期)の離乳食教室

2020年02月21日 | 生坂村の取組
 いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
 2月21日(金)午前10時から、離乳中期(モグモグ期)の離乳食教室が行われ、昨年の夏生まれのお子さんとお母さん3組が参加しました。

 
 この時期の離乳食は、上あごと舌でつぶせる、豆腐くらいの固さのもので、回数も増えて2回食になりますが、まだ食事だけで十分に栄養はとれないので、離乳食の後にミルクや母乳が必要です。
 管理栄養士から、今の時期に食べたほうがいいもの、そして、これから離乳後期に向けてどんな物が食べられるようになっていくのかについてや、大人の汁物やおかずから取り分けて離乳食を作る方法などのお話をした後、お子さんに、この時期の目安とされる7倍がゆと、おかずとしてツナポテト(油切りしたツナと、柔らかくゆでで潰したジャガイモ・にんじんを混ぜたもの)を試食してもらいました。






 お子さんたちの食べている様子を見ながら、歯科衛生士さんから、歯がない時期のお子さんは、足を踏ん張ってゴックンと飲み込む動作をするので、食事をするときは、足がつく状態が良いことや、顔をしかめたり、ぶーっと吐き出してしまうのは、嫌だからではなく初めての経験だからなので、続けていると食べられるようになりますよ、とアドバイスがありました。
 また、お口の発達のためには、適切な時期に適切な離乳食をとることのほかに、下唇にスプーンを当てると、口が開くので、上唇が降りてきたらスプーンを抜く、このタイミングもとても大切なのだそうです。





 
 お子さんたちがお腹いっぱいになり、白湯でお口もさっぱりしたところで、歯科衛生士さんが紹介してくれたのが「にんじんスティック」。
 生のにんじんを、お子さんが握りしめてしゃぶりやすい長さに切り、熱湯をくぐらせたものです。
 食べ物なので口に入れても安心ですし、手に持って、なめたり、かんだり、吸ったりとお口のまわりに刺激を与えることができる…とのことですが、渡されたお子さんたちはすっかり夢中になって、お口で感触を確かめていました。




 

 その間に、お母さんたちは、離乳食の調理の仕方についてお勉強。
 細かく切ったものは逆に食べにくい(味がしない、飲み込みにくい)ことを、みじん切りのニンジンをゆでたもので体験してもらいました。
 次に、大きく切ってゆでたニンジンをフォークで潰してもらい、同じように試食すると「甘い」「柔らかい」と驚きの声が上がっていました。
 また、下唇ではなく上唇にスプーンをあててこそぎ落とす、舌の上に食べ物をのせる、いつまでもスプーンを抜かない、前からではなく横からスプーンを入れる、目を閉じた状態のときに食べさせる…など、してはいけない食べさせ方を、お母さん同士で実演して、食べにくさや不快さ、不安な感じを体験してもらいました。








 
 離乳食は食感やとろみ・適度な水分が大切で、繊維が多かったり、水分が少ないものは飲み込めず吐き出してしまったりすることもあります。
 この時期は、まだ離乳食がメインではないので、量を食べることより、いろいろな食べ物を経験することの方が大切ですので、焦らず、お子さんの体質やペースに合わせて進めていかれればいいかと思います。(健康福祉課)

生坂農業未来創りプロジェクト会議&砂防ボランティアの集い

2020年02月21日 | 生坂村の報告
 21日(金)は日差しが届き、寒さは控えめで、春を感じる陽気の一日でした。

 午後1時30分からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から、来週25日の古坂区農業懇談会で全10区が終了するに当たり、当会議の委員の皆さんにも多くご出席いただいたことに感謝を申し上げ、各区の今後の農業のあり方についても多くのご意見、ご要望等をいただきましたので、当会議で協議をして、人・農地プランに反映させていきたいなどと挨拶をさせていただきました。


 「道の駅 いくさかの郷」の1月の日別売上金額及び集客数・客単価、売上集計表、日別売上表、前年対比表、3月のイベント予定、かあさん家の食堂、おやき販売と直売所での販売、3年度の対比表などについて説明を受けました。
 農産物直売所は、12月からの前年対比は伸びており、農産物の仕入れ等による品揃えが増えたことが要因ですが、まだ地元産の農産物等の品揃えを増やしたいとのことでした。
 かあさん家の食堂や加工品等の売上と客数は、道の駅として認識されてきて、3年分の比較で今年度はかなり伸びている状況であるとのことでした。


 また、人・農地プランについて、新規就農研修制度により、これまでブドウ栽培を主とした担い手の確保・育成を進め、16の経営体が定着し営農しているが、土地利用型農業などの担い手は不足しているため、引き続き育成・確保を図るとともに、地域営農組合の組織化推進や組織力強化に向けた支援を進めることと、大日向南平地区は、農地中間管理機構の事業を活用して、担い手への農地集積を進めることなどの説明を受けました。


 特定地域づくり事業協同組合は、法人化の農家、村内の農家、農協、農業公社などで立ち上げし、農業の忙しい時に働いていただき、暇な時は他の仕事をしていただくこと、柿、椎茸などの栽培、収穫は先を見通しての対策を練ること、各団体の高齢化に対しどの様に対応するか、村全体として資源を活用してどの様に直売所に出荷してもらうか、いくさか大好き隊員や特定地域づくり事業協同組合の方に、山菜、竹の子、キノコ、柿などを収穫していただき、一年間の品揃えをしていくこと、社会就労センターで柿の収穫をしていて、シルバーでは椎茸の原木を用意していること、楽しい農業にしていくにはどうしたら良いかなど協議しました。
その他、ソックス、エプロン、手差しなどの委託販売を始めたことと、野菜などの種の販売を始めること、農協から柿の剪定講習会、ぶどうの剪定講習会の日程報告、月例イベントを月2回にして欲しいとのことで、各団体に協力いただけるか話し合ってもらうことになりました。


 午後6時からの「第11回砂防ボランティアの集いin生坂」は、国の出先機関の所長さん達、神野元砂防事務所長、NPO法人 長野県砂防ボランティア協会の内山理事長はじめ会員の皆さん、県の藤本砂防課長はじめ砂防課の皆さん、犀川砂防事務所の木村所長さんはじめ職員の皆さんなど関係者と当村の出席者合わせて31名で盛大に開催されました。
 この会は、私が長野県治水砂防協会犀川支部長をなった年から始まっていまして、11年連続開催させていただいております。


▽ 私が、多くの皆さんにお越しいただき盛大に開催できましたこと、昨年9月1日の防災訓練時に、砂防ボランティアの皆さんが赤牛先生として、10区で防災講演をしていただいたことなどに感謝を申し上げ、長野県治水砂防協会は全国治水砂防協会に対し、一番の応援団であることは、先輩諸氏が築き上げてきたことであり、今後も皆さんで力を合わせて活動していきましょうなどと挨拶をさせていただきました。


▽ この会の発起人の一人で、元松本砂防事務所長の神野さんが、会の益々の発展と皆さんのご健勝、ご活躍を祈念して乾杯の発声をされ盛大に開宴しました。




▽ 皆さんに各地の銘酒、猪肉、鹿肉、ザザムシ、イナゴを持って来ていただき、久しぶりお会いする方もいて、色々な話で賑やかに歓談し、とても楽しいひとときを過ごさせていただきました。




▽ 最後は藤本砂防課長の指名で、長野県砂防ボランティア協会の内山理事長に、この会と長野県砂防ボランティア協会の益々の発展と皆さんのご健勝、ご多幸を祈念して一本で締めていただきました。



 大変お忙しい中、遠路やまなみ荘までお越しいただき、美味しいお酒を交わしながらとても楽しい話し合いができ、本当にありがとうございました。

▽ 朝の写真は雲根集落上空からの風景です。







 その他生坂村では、保育園でこぐまちゃん学級(人形劇)、小学校で地区こども会・蔵書点検、中学生認知症サポーター養成講座、教育支援委員会、ピラティス教室、離乳食教室、足つぼ講座、昭津・大日向・宇留賀の皆さんの元気塾などが行われました。

全国治水砂防協会理事会

2020年02月20日 | 私の出席した会議
 20日(木)は雲が多く日差しが乏しかったのに、東京は暖かな体感でした。
 午後4時からは、砂防会館で全国治水砂防協会理事会が行われました。
▽ 最初に綿貫民輔会長さんから、昨年は梅雨前線豪雨や台風により各地で激甚な大災害が発生し、特に台風第19号は土砂災害発生件数が900件を超える記録を取り始めて以来最大の発生件数となり、今年の1月に台風第19号のお見舞いを兼ねて宮城県丸森町に行き、土砂と流木により崩壊した多くの家屋に心を痛めながら事前防災対策をしっかり推進していくことが不可欠であると改めて痛感し、引き続き皆様とともに取り組んでまいる所存でございますのでよろしくお願いしますなどと挨拶をされました。




 理事が15名出席され、大野理事長さんが令和元年度事業報告及び決算見込みの件、代表理事職務執行状況報告の件が報告され、令和2年度事業計画(案)及び収支予算(案)、令和2年度通常総会の日程、新規会員入会の可否などについて審議をし、原案通り承認されました。




▽ 理事会終了後は、国土交通省今井砂防部長さんから、各地で昨年も土砂災害があり、それらに関して、各地域で役員の皆様にはご支援賜り、ここまで来ることができましたことに御礼を述べられ、災害の応急対策、緊急事業を行っている中で、二つ大きな流れが見えてきて、特にここ数年大雨が続いて、毎年激甚な災害が起きて、昨年の土砂災害も2,000件におよぶ災害が発生しており、気候変動によるものではないかということを踏まえて、砂防事業においてもどの様にしていくかということ、もう一点は警戒情報が出ても避難しない、避難できない方がいる中で、如何に安全に避難してもらえるかという課題にもしっかりと取り組んでいきたいところであり、現在分科会、協議会で検討していますので、皆様にもご指導賜りますことをお願いすることなどのご挨拶をされました。


 続いて三上砂防計画課長さんから、「砂防行政に関する最近の話題」と題して、防災・減災、国土強靱化のための3ヵ年緊急対策で、補正予算と当初予算で15ヶ月予算、「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」の概要、「事前防災対策」の加速化や改良復旧による再度災害防止などの令和2年度予算決定概要、集中豪雨や火山噴火等に対応した総合的な土砂災害対策の推進、地方財政措置「緊急浚渫推進事業」の創設、実効性のある避難を確保するために取り組むべき6つの施策、台風第19号におけるソフト対策の効果、近年の災害等を踏まえた土砂災害対策に関する検討状況など詳細に分かりやすく説明していただきました。












 次に、山口保全課長さんからも、令和元年1,995件もの全国の土砂災害発生状況、台風第19号による952件もの土砂災害発生状況、台風に伴う土砂災害では過去最大の発生件数、台風第19号により発生した大規模な土砂災害に対して直轄砂防災害関連緊急事業の実施、令和元年に発生した土砂災害への対応、台風第19号における天竜川流域の整備効果、台風・大雨に関する砂防事業の整備効果、大規模自然災害からの復旧・復興、国土強靱化への対応のための体制の強化として、TEC-FORCEの体制・機能の拡充・強化など多岐にわたり説明していただきました。










▽ 朝の写真は日岐上空からの風景です。







 今日生坂村では、保育園で体験保育、小学校で授業参観日・PTA総会・各専門部会・中学校保護者説明会・図書返却最終日、生坂おとこ塾、民生児童委員協議会、少年少女サッカー教室U―15などが行われました。

介護保険運営協議会&国民健康保険運営協議会

2020年02月19日 | 生坂村の会議
 19日(水)は晴れて穏やかな天気で、昼間の寒さは少し和らぎ、日差しの下ではホッと一息つけそう一日でした。
 午前10時からの令和元年度 介護保険運営協議会は、最初に会長互選があり、民生児童委員協議会の大澤彰治会長にお願いし、令和元年度介護保険等事業・介護保険会計報告としては、新規の介護認定者は前年度7名減でして、居宅利用者、地域密着利用者は若干減っておりますが、施設利用者の大幅増により介護給付費が増えている状況の説明を受け、令和2年度介護保険等事業・介護保険会計(案)について、当初予算(案)と保険給付費・地域支援事業の内訳等の説明をしていただきました。


 次に、令和元年度地域包括支援センター事業報告、令和2年度事業計画(案)について、介護予防・日常生活支援総合事業の介護予防・生活支援サービス事業(通所型サービス・訪問介護サービス・短期集中型介護予防サービス等)、一般介護予防事業(元気塾・生坂おとこ塾)についてと、包括的支援事業として、総合相談支援事業・権利擁護事業・包括的・継続的ケアマネジメント支援事業、認知症総合支援事業などの事業報告の説明を受けました。
 また、地域包括ケアの考え方に基づく、介護予防や在宅生活の継続支援として、保健事業と介護予防の一体的実施に向けた体制整備、高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の周知などと、社会参加の促進と地域活動の活性化、高齢者の人権尊重などにより、地域包括ケアシステムの構築に取り組むための説明を受けました。
 有償生活援助サービス「もりびと」が4月から本格稼働して、草刈り、粗大ごみの搬出、支障木の除去などの依頼があったとのことでした。


 社会福祉協議会からは、地域密着型サービス「はるかぜ」の現況報告等について、施設の概要、利用者数の状況、取り組み状況(地域との連携)等について説明していただき、症状の軽いうちから「はるかぜ」の良さ(ホッとするような家庭的な雰囲気等)を分かっていただけるような取り組みをしていきたいなどの説明もお聞きしました。


 第7期介護保険計画の目標像「みんなが力を合わせ、生き生きと、しあわせにくらしつづけられるむら 生坂」に向けて、住み慣れた生坂村で安心して住み続けられるために、高齢者生活福祉センターの有効活用、ケアマネージャー、保健師、社会福祉士との連携等による「福祉の村づくり事業」を重点事業として進めてまいります。


 午後2時からの国民健康保険運営協議会は、最初に会長選出があり、正副会長は公益を代表する委員のうちからとなっているため、会長に字引議員、副会長に瀧澤議員を選出していただきました。
 令和元年度生坂村国民健康保険運営状況については、今年度は昨年度より医療費が伸びてきているため療養給付費が増額になっている状況や決算見込みなどを説明していただきました。


 次に保健事業実施状況では、メタボリックシンドロームに着目した健康診査(特定健診)、2月14日現在の特定健診受診率53.1%で、特定保健指導の対象者と実施方法、その他の国保健康診査・保健指導等と、第2期及び第3期特定健診等の実施計画について説明していただきました。


 令和2年度生坂村国民健康保険運営については、国民健康保険税の収納率向上対策の推進、医療費の適正化・適用適正化対策の推進、保健事業の推進を重点施策とし、具体的な対応策と、特別会計予算書などを説明していただきました。


 来年度は給付費が若干下がっていることと、納付金11,300千円ほどが減額しているので、基金を取り崩さずに運営できそうであるとの説明に対して、基金を取り崩して国保税の軽減の要望をいただきました。
 その他では、国民健康保険課税限度額の引き上げと、国民健康保険税の軽減判定所得額の引き上げについて説明があり、所得の少ない方の減額世帯が増えるとのことでした。

 委員各位には、一日健康福祉課関係の運営協議会にご出席をいただき、有意義なご意見、ご要望等をいただきありがとうございました。

▽ 朝の写真は下生坂上空からの風景です。







 その他生坂村では、保育園でお別れ会、児童館でしょうぎ教室、歩こう部、体育協会ソフトバレーボールリーグ戦などが行われました。

長野県町村会第30回定期総会&議会運営委員会

2020年02月18日 | 私の出席した会議
 18日(火)は朝から雪が降り出し午後には止みましたが、変わりやすい天気で厳しい寒さの一日でした。

 午前10時30分から、長野県自治会館で長野県町村会第30回定期総会が開催されました。




▽ 長野県町村会長の羽田長和町長さんが、昨年台風第19号による災害は、現在でも多くの町村が被害を受け、被災町村では今も尚、災害からの復興に向けて取り組んでおられることと存じます。この様な状況の中、全国の都道府県、市町村等から、心温まる多くの励ましのことばや見舞金をいただきました。見舞金につきましては、過日開催しました役員会において協議をし、一定の基準の下に今後県内被災町村へ配分していくこととしております。
 さて、国の令和2年度地方財政対策におきましては、地方交付税及び地方の一般財源総額について、前年度を上回る所要額が確保されたところであり、来年度から第2期となる「まち・ひと・しごと創生総合戦略」については、引き続き1兆円の事業費が確保されたほか、緊急的な河川等の浚渫経費に関わる事業の創設や地域医療の確保のための財政措置など本会で要望してきた内容が盛り込まれておりますが、地方財政は依然として厳しい状況下にありますので、引き続き町村会として町村財政の基盤強化について強く訴えていかなければならないと考えております。

 長野県町村会は来年度創立100周年という節目の年を迎え、少子高齢化への対応や地方創生をはじめ様々な行政課題が山積する中、この100周年を契機にさらなる町村の振興発展につなげてまいりたいと考えておりますので、町村長の皆様のご協力をお願い申し上げますなどと挨拶をされました。


▽ 全国町村会自治功労者表彰伝達では、軽井沢町長 藤巻進さん、根羽村長 大久保憲一さん、豊丘村長 下平喜隆さん、坂城町長 山村弘さんが表彰され、代表して軽井沢町長 藤巻進さんが、この自治功労者表彰をいただけるのは、今日ご参会の皆さん方のご支援、ご指導の賜と感謝を申し上げ、私ども地方自治が抱えている課題は山積をしており、一つ一つを処理して住民の皆様方の安心安全で豊かな生活を求めていく立場でございますが、一つ二つ解決すれば、また三つ四つと新しい課題が生まれるというような状況でもございますし、少子化は大きな課題で計り知れなくマイナスをもたらすものであり、それを少しずつ取り除いて緩やかなカーブにしていかなければならないなど、地方自治が抱える課題を解決に導くために頑張っていきたいと考えているところであり、結びに、町村会、各町村のご発展、首長の皆様方のご健勝、ご活躍をお祈りするなどの御礼の挨拶をされました




▽ 次に議事は、令和2年度長野県町村会事業計画、一般会計予算、特別会計予算など上程した各議案が原案の通り承認され、令和元年度国・県に対する提案・要望結果を報告していただきました。




▽ 藤原川上村長さんが、2月26日をもって8期32年間の川上村長退任に当たり、県の町村会長を14年間、全国町村長会長を8年間弱ということで、大変色々な面でお世話になりました。特に国と地方の協議の場を創設していただき、しっかり地方の声を聞いていただきましたし、知事も県と市町村との協議の場を設けていただき町村との関係も良くなりました。また、道州制の問題は閣議決定前で潰し、TPP、森林環境税の問題など真っ向から挑戦し、県も全国も戦う町村会ということで色々な面で改善がなされて、在任中は4人の総理と3人の知事に付き合わせていただきましたが、皆さんとともに町村自治の改善に、自治法の改正等について取り組んできたところであり、この間皆様方には本当に恩を返しきれないくらい色々とご支援をいただきまして感謝を申し上げるなど、退任の御礼の挨拶をされました。




 長野県の施策説明は、「先端技術活用推進協議会」の設置について、「地方自治体における業務プロセス・システムの標準化」AIとRPAを活用した自治体の業務改善、観光需要の早期回復に向けた緊急対策について、新型コロナウイルス感染症の現状について、気候非常事態宣言~2050ゼロカーボンへの決意~などについて説明を受けました。



 昼食後同自治会館で、私が管理者をしています中信地域町村交通災害共済事務組合の正副管理者会議を行い、3月2日に開催します議会定例会の提出議案などを協議し、少しの修正をしてお認めいただき、その内容で議会定例会に上程することにしました。

 午後4時からの議会運営委員会は、3月6日(金)午前10時に開会予定の3月定例会の日程等を決めていただきました。6日(金)開会し、17日(火)までの12日間の会期として、13日(金)午前10時から一般質問、16日(月)午後1時から追加議案の上程、17日(火)午後2時から質疑・討論・採決とし、総務建経常任委員会が9日(月)午前9時、社会文教常任委員会が10日(火)午前9時からになり、一般質問の通告締切が4日(水)午前12時、答弁書提出が11日(水)午前12時までとして、最終日の慰労会は恒例によりやまなみ荘で、議員各位と説明者の係長以上で行うことになりました。

▽ 朝の写真は上生坂西手の犀川の風景です。







 その他生坂村では、保育園で卒園記念写真撮影、小学校5,6年生が薬物乱用教室・ALT・SC来校、なのはなでお楽しみ会、児童館でマラソンクラブ、公民館でバドミントン教室、草尾・古坂の皆さんの元気塾、おじさま倶楽部元気塾ボランティア、山口医師訪問診療などが行われました。