トラウマは大丈夫です。
2007年10月11日(木)
ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
昨日、トラウマ、に関してのご質問をメールで頂きました。
それを受けまして、本年5月に書きました、トラウマ、という題名のブログを書き直す形でお答えをさせて頂こうと思います。
結論を先に書きます。
トラウマは大丈夫です。
トラウマという事自体を考えなくて良いです。
理由は、結果に焦点を当てる心理療法はトラウマという理論上の存在を大きな問題として捉えますが、
原因に焦点を当てる心理療法からすると、トラウマはもう既に終わった過去でしかありません。
終わってしまった過去が今に影響を与える分けがありません。
しかし、終わってしまった過去が、いかにも、今に影響を与えているように、結果から見ると見えます。
しかし、原因から見ると、どんな大きな出来事でも終わってしまえば只の過去の出来事です。
終わってしまった過去なのに、終わってしまっていない現在進行形の出来事のように間違った認知、考え方をしているのが原因です。
そして、自作自演であたかもトラウマが存在しているように自分で症状を出しているのです。
答えは、原因に焦点を当てる心理療法からすると、トラウマという理論上の存在を作る必要自体ありません。
正しい認知、考え方に直せば、トラウマは終わってしまった過去の出来事ですから全く今に影響を与える分けがないのです。
大丈夫です。
下記のお話を自分の事だと想像しながら読んで下さい。
犬を極端に恐がる30歳の男性(女性)がいます。
この男性(女性)は、5歳の時、犬に咬まれた経験があります。
ですからこの男性(女性)はこの5歳の時の出来事がトラウマになっていて今も犬を見ると震えてしまうと思っています。
当たり前ですが、この男性(女性)は5歳の時とは大きく変わっています。
身長も1メートル少々だった身長が今では1メートル70センチになっています。
5歳の時以来一度も犬に咬まれるなどの実際の怖い経験はしていません。
そして、咬まれてから25年も経っていますから、この男性(女性)を咬んだ犬はもう生きていないでしょう。
しかし、犬を見ると怖くなり震えるのです。
もう皆さんは、お分かりだと思いますが、この男性(女性)は認知を間違えているのです。
犬を見る時、自分は5歳の男の子(女の子)に戻って間違った洞察しています。
目の前の犬は五歳の時に自分を咬んだ犬だと間違った洞察をしています。
正しい洞察に直せば良いのです。
自分は5歳ではなく30歳、体も大きくなっている事。
5歳の時以来咬まれるなど怖い思いは25年間もしていない事。
自分を咬んだ犬ではない事。
犬は高等な動物ですから子供にはちょっかいを出しても大人にちょっかいを出す事はまずないという知識等の正しい洞察に修正すれば、犬を好きになる事はないかも知れませんが、犬に震えるほどの恐怖心を感じる事はなくなります。
他のトラウマもシステムはこのお話と同じです。
トラウマに悩まれている方は下記の3項目をチェックしてみて下さい。
1.出来事が終わったと十分に認識出来ているか?
2.特に子供の時の出来事でしたら、今の自分は大人になっていると十分に認識出来ているか?
3.目の前の人や出来事(上記の話では犬)に何かを投影していないか?
(上記の話では自分を咬んだ事のない犬に自分を咬んだ犬を投影しています。多いケースは、自分の両親や自分をいじめた人間を会社の上司や他の人間に投影をして特別何をされた分けでもないのに、例えば、軽く注意された位で怖いと感じたりします。)
大丈夫です(笑)。
2007年10月11日(木)
ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
昨日、トラウマ、に関してのご質問をメールで頂きました。
それを受けまして、本年5月に書きました、トラウマ、という題名のブログを書き直す形でお答えをさせて頂こうと思います。
結論を先に書きます。
トラウマは大丈夫です。
トラウマという事自体を考えなくて良いです。
理由は、結果に焦点を当てる心理療法はトラウマという理論上の存在を大きな問題として捉えますが、
原因に焦点を当てる心理療法からすると、トラウマはもう既に終わった過去でしかありません。
終わってしまった過去が今に影響を与える分けがありません。
しかし、終わってしまった過去が、いかにも、今に影響を与えているように、結果から見ると見えます。
しかし、原因から見ると、どんな大きな出来事でも終わってしまえば只の過去の出来事です。
終わってしまった過去なのに、終わってしまっていない現在進行形の出来事のように間違った認知、考え方をしているのが原因です。
そして、自作自演であたかもトラウマが存在しているように自分で症状を出しているのです。
答えは、原因に焦点を当てる心理療法からすると、トラウマという理論上の存在を作る必要自体ありません。
正しい認知、考え方に直せば、トラウマは終わってしまった過去の出来事ですから全く今に影響を与える分けがないのです。
大丈夫です。
下記のお話を自分の事だと想像しながら読んで下さい。
犬を極端に恐がる30歳の男性(女性)がいます。
この男性(女性)は、5歳の時、犬に咬まれた経験があります。
ですからこの男性(女性)はこの5歳の時の出来事がトラウマになっていて今も犬を見ると震えてしまうと思っています。
当たり前ですが、この男性(女性)は5歳の時とは大きく変わっています。
身長も1メートル少々だった身長が今では1メートル70センチになっています。
5歳の時以来一度も犬に咬まれるなどの実際の怖い経験はしていません。
そして、咬まれてから25年も経っていますから、この男性(女性)を咬んだ犬はもう生きていないでしょう。
しかし、犬を見ると怖くなり震えるのです。
もう皆さんは、お分かりだと思いますが、この男性(女性)は認知を間違えているのです。
犬を見る時、自分は5歳の男の子(女の子)に戻って間違った洞察しています。
目の前の犬は五歳の時に自分を咬んだ犬だと間違った洞察をしています。
正しい洞察に直せば良いのです。
自分は5歳ではなく30歳、体も大きくなっている事。
5歳の時以来咬まれるなど怖い思いは25年間もしていない事。
自分を咬んだ犬ではない事。
犬は高等な動物ですから子供にはちょっかいを出しても大人にちょっかいを出す事はまずないという知識等の正しい洞察に修正すれば、犬を好きになる事はないかも知れませんが、犬に震えるほどの恐怖心を感じる事はなくなります。
他のトラウマもシステムはこのお話と同じです。
トラウマに悩まれている方は下記の3項目をチェックしてみて下さい。
1.出来事が終わったと十分に認識出来ているか?
2.特に子供の時の出来事でしたら、今の自分は大人になっていると十分に認識出来ているか?
3.目の前の人や出来事(上記の話では犬)に何かを投影していないか?
(上記の話では自分を咬んだ事のない犬に自分を咬んだ犬を投影しています。多いケースは、自分の両親や自分をいじめた人間を会社の上司や他の人間に投影をして特別何をされた分けでもないのに、例えば、軽く注意された位で怖いと感じたりします。)
大丈夫です(笑)。