「抑うつ状態の人間は何もする気がなくなるものです」ってどういう事か考えてみましょう
2009年4月10日(金)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋
前回のブログで
「そんな事を聞いているのではない。楽になる方法を聞いているのです。だいたい、抑うつ状態の人間は何もする気がなくなるものです。私が聞きたいのは私が楽になる方法です。」
上記は、質問をされる人の一つのパターンとして書きました。
特に、
「だいたい、抑うつ状態の人間は何もする気がなくなるものです。」
というような考え方を持ったまま、抑うつ状態ありき、という考え方を太陽が東から昇って西に沈む自然現象のように絶対に変えようとしない人たちがいます。
私は過去に主に電話やメールなどで質問をして来られた色々な人たちとお話をしました。
例えば、「うつ」とか「パニック障害」などで困られていて本人自身がブログやホームページを立ち上げている人たちともお話をしています。
しかし、こういう人たちとはまず話が通じません。
焦点を置く場所を絶対に変えてくれないのです。
「楽になりたいから」
という質問をされますから、
「あなたのマイナスの思考パターン(考え方、認知の方法、人生哲学、主義主張などとも言い換えられる)をノーマルな思考パターンに修正すれば楽になりますよ」
というお話をしても、
言い換えれば、私は、
「あなたの考え方を変える必要があります」
と言っているのに
「自分は変わらない、変えられない、変わりたくない」
という前提を崩しません。
私もこういう人たちは目先の調整、言い聞かせや開き直り、気をそらす等の事を望んでいるのは分かっています。
しかし、私も長年色々な心理療法の勉強もしていますから、目先の調整、言い聞かせや開き直り、気をそらす等の事をお話しする事は出来ますが、それは自分を誤魔化しているだけで何の解決にもなりません。
ですから、折角のご質問ですから、こういう風にあなたの思考パターンを修正すれば霧が晴れるように少し前の苦しみが本当に嘘のように楽になりますというお話を実際のセラピーの方法なども含めて話すのですがほとんどの人は理解しようとしてくれません。
理解して頂けない理由の一つにこういう人たちは病気に対しての依存を持っています。
こういう人たちのブログやホームページの内容はまず辛い苦しいというお話ばかりです。
そして、同じ悩みを持つ人たちが、結構多くの人たちが、私も辛い苦しいと書き込みをしています。
『傷のなめあい』
をしているような感じです。
たしかに「うつ病」や「パニック障害」などはとても辛くて苦しいです。
しかし、こういう人たちの思考パターンはマイナスの思考パターンをしていますから、確かに辛く苦しいのですが、
「自分は病気だから仕方がない、自分は悪くない」
というような依存を持たれている可能性が高いのです。
以前、依存に関してのご質問をされた人がいるのですが、その人に、依存は幽霊がとりつくのとは全く違うというお話をしました。
依存は幽霊がとりつくようなものではなく自分が望んで掴んで離さない状態なのです。
例えば、タバコやお酒を止められない、という人を想像して下さい。
彼らは、頭ではタバコや酒は止めなれればいけない、と分かっていますが、タバコや酒に対して利益を感じていますから、止めたいと口では言っていますが両手でタバコやお酒をしっかり掴んで絶対に離そうとしていない、そんな情景を想像して下さい。
依存とはそういうものなのです。
利益はマイナスを減らしてくれるものとプラスのものの二種類があります。
マイナスを減らしてくれる効果は、タバコや酒を飲むと気分が落ち着く、嫌な事が酔う事で一時的に忘れられる等です。
プラスはタバコや酒を飲む事でスッキリする、気持ちが良くなる等です。
余談ですが、薬の依存も同じです。
薬を飲む事で「うつ」が減る「パニック」になりにくいというマイナスを減らしてくれる効果を期待している利益がありますから依存が生じるのです。
しかし、マイナスの思考パターンをノーマルな思考パターンにすれば「うつ」や「パニック」で困る事自体がなくなりますから上記の利益が利益ではなくなりますから依存は解消されます。
買い物依存やギャンブル依存も同じで利益を得ているから止められないのです。
依存とは止めたいと言いながら実際は両手でしっかりと自分自身で望んで掴んで離さない状態の事です。
本日、私が、皆さんに伝えたい事柄です。
多くの神経症やうつ病の人たちは、強弱の差はありますが、「うつ病」や「パニック障害」に「自分は病気だから仕方がない」というような依存をしています。
(対人緊張症の人たちに関しては、対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害、などとも言われます)は病気という医師の考え方がまだ一般常識になっていませんから依存は現時点では少ないです。しかし、対人緊張症は病気という考え方がうつ病のように一般常識になったら依存は多くなるでしょう。)
「うつ病」や「パニック障害」に「自分は病気だから仕方がない」というような依存をしている今の自分自身や5年後、10年後、20年後の自分自身を客観的に想像して欲しいのです。
現実に目をやればそれで良いとは思わないはずです。
このブログを読まれている人たちの中には今年の2月22日放送の「うつ病」のNHK特集をご覧になった人たちがそれなりにいらっしゃると思います。
日本の常識は「うつ病」や「パニック障害」は病気だから医師の投薬治療で治してもらうもの、「うつ病」や「パニック障害」は体の病気のようにほとんど不可抗力でなってしまっている、自分は悪くないというような常識ですが、
イギリスでは「うつ病」と診断されたら医師の投薬治療と平行して認知行動療法(心理療法)を国の指示で受け、悲観的な思考パターンをノーマルな思考パターンに修正して行く所を「うつ病」のNHK特集で紹介されていたのを思い出して下さい。
そして、心理療法(認知行動療法)ハッピーライフでは、悲観的な思考パターンをノーマルな思考パターンに修正するお手伝いをする事で、クライエントさんが自分の悲観的な思考パターンをノーマルな思考パターンに修正する事を受け取る事で、多くのクライエントさんが治っています。
あなたの人生はあなたが決めるのです。
あなた以外の人はあなたの人生を決められません。
あなたの人生の問題です。
「依存」に関して考えてみませんか?
ご質問、ご意見、ご感想を
a@happylife.jp
にお気軽に下さい。
私は世の中の精神疾患に関しての「社会意識」を修正して行きたいと思っています。
明日のブログは未定です。
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフのセラピーにご興味のある方は無料資料を気楽にご請求ください。
「無料資料」の請求方法
心理療法ハッピーライフの認知行動療法のセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
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心理療法という言葉が気になるという人が或る程度いらっしゃいますので個人名(矢野裕洋)でお送りしています。
電話番号はまれにある配達先不明の場合に必要ですから必ずお伺いしております。
こちらから配達先不明の場合以外にお電話をする事はありません。
ヤマト運輸メール便にて約30枚ほどの資料を無料でお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから12年目になります。
2009年4月10日(金)
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「そんな事を聞いているのではない。楽になる方法を聞いているのです。だいたい、抑うつ状態の人間は何もする気がなくなるものです。私が聞きたいのは私が楽になる方法です。」
上記は、質問をされる人の一つのパターンとして書きました。
特に、
「だいたい、抑うつ状態の人間は何もする気がなくなるものです。」
というような考え方を持ったまま、抑うつ状態ありき、という考え方を太陽が東から昇って西に沈む自然現象のように絶対に変えようとしない人たちがいます。
私は過去に主に電話やメールなどで質問をして来られた色々な人たちとお話をしました。
例えば、「うつ」とか「パニック障害」などで困られていて本人自身がブログやホームページを立ち上げている人たちともお話をしています。
しかし、こういう人たちとはまず話が通じません。
焦点を置く場所を絶対に変えてくれないのです。
「楽になりたいから」
という質問をされますから、
「あなたのマイナスの思考パターン(考え方、認知の方法、人生哲学、主義主張などとも言い換えられる)をノーマルな思考パターンに修正すれば楽になりますよ」
というお話をしても、
言い換えれば、私は、
「あなたの考え方を変える必要があります」
と言っているのに
「自分は変わらない、変えられない、変わりたくない」
という前提を崩しません。
私もこういう人たちは目先の調整、言い聞かせや開き直り、気をそらす等の事を望んでいるのは分かっています。
しかし、私も長年色々な心理療法の勉強もしていますから、目先の調整、言い聞かせや開き直り、気をそらす等の事をお話しする事は出来ますが、それは自分を誤魔化しているだけで何の解決にもなりません。
ですから、折角のご質問ですから、こういう風にあなたの思考パターンを修正すれば霧が晴れるように少し前の苦しみが本当に嘘のように楽になりますというお話を実際のセラピーの方法なども含めて話すのですがほとんどの人は理解しようとしてくれません。
理解して頂けない理由の一つにこういう人たちは病気に対しての依存を持っています。
こういう人たちのブログやホームページの内容はまず辛い苦しいというお話ばかりです。
そして、同じ悩みを持つ人たちが、結構多くの人たちが、私も辛い苦しいと書き込みをしています。
『傷のなめあい』
をしているような感じです。
たしかに「うつ病」や「パニック障害」などはとても辛くて苦しいです。
しかし、こういう人たちの思考パターンはマイナスの思考パターンをしていますから、確かに辛く苦しいのですが、
「自分は病気だから仕方がない、自分は悪くない」
というような依存を持たれている可能性が高いのです。
以前、依存に関してのご質問をされた人がいるのですが、その人に、依存は幽霊がとりつくのとは全く違うというお話をしました。
依存は幽霊がとりつくようなものではなく自分が望んで掴んで離さない状態なのです。
例えば、タバコやお酒を止められない、という人を想像して下さい。
彼らは、頭ではタバコや酒は止めなれればいけない、と分かっていますが、タバコや酒に対して利益を感じていますから、止めたいと口では言っていますが両手でタバコやお酒をしっかり掴んで絶対に離そうとしていない、そんな情景を想像して下さい。
依存とはそういうものなのです。
利益はマイナスを減らしてくれるものとプラスのものの二種類があります。
マイナスを減らしてくれる効果は、タバコや酒を飲むと気分が落ち着く、嫌な事が酔う事で一時的に忘れられる等です。
プラスはタバコや酒を飲む事でスッキリする、気持ちが良くなる等です。
余談ですが、薬の依存も同じです。
薬を飲む事で「うつ」が減る「パニック」になりにくいというマイナスを減らしてくれる効果を期待している利益がありますから依存が生じるのです。
しかし、マイナスの思考パターンをノーマルな思考パターンにすれば「うつ」や「パニック」で困る事自体がなくなりますから上記の利益が利益ではなくなりますから依存は解消されます。
買い物依存やギャンブル依存も同じで利益を得ているから止められないのです。
依存とは止めたいと言いながら実際は両手でしっかりと自分自身で望んで掴んで離さない状態の事です。
本日、私が、皆さんに伝えたい事柄です。
多くの神経症やうつ病の人たちは、強弱の差はありますが、「うつ病」や「パニック障害」に「自分は病気だから仕方がない」というような依存をしています。
(対人緊張症の人たちに関しては、対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害、などとも言われます)は病気という医師の考え方がまだ一般常識になっていませんから依存は現時点では少ないです。しかし、対人緊張症は病気という考え方がうつ病のように一般常識になったら依存は多くなるでしょう。)
「うつ病」や「パニック障害」に「自分は病気だから仕方がない」というような依存をしている今の自分自身や5年後、10年後、20年後の自分自身を客観的に想像して欲しいのです。
現実に目をやればそれで良いとは思わないはずです。
このブログを読まれている人たちの中には今年の2月22日放送の「うつ病」のNHK特集をご覧になった人たちがそれなりにいらっしゃると思います。
日本の常識は「うつ病」や「パニック障害」は病気だから医師の投薬治療で治してもらうもの、「うつ病」や「パニック障害」は体の病気のようにほとんど不可抗力でなってしまっている、自分は悪くないというような常識ですが、
イギリスでは「うつ病」と診断されたら医師の投薬治療と平行して認知行動療法(心理療法)を国の指示で受け、悲観的な思考パターンをノーマルな思考パターンに修正して行く所を「うつ病」のNHK特集で紹介されていたのを思い出して下さい。
そして、心理療法(認知行動療法)ハッピーライフでは、悲観的な思考パターンをノーマルな思考パターンに修正するお手伝いをする事で、クライエントさんが自分の悲観的な思考パターンをノーマルな思考パターンに修正する事を受け取る事で、多くのクライエントさんが治っています。
あなたの人生はあなたが決めるのです。
あなた以外の人はあなたの人生を決められません。
あなたの人生の問題です。
「依存」に関して考えてみませんか?
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私は世の中の精神疾患に関しての「社会意識」を修正して行きたいと思っています。
明日のブログは未定です。
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