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吃音(どもり)の治し方を比較してみます。 心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ 

2013年02月05日 | 吃音 どもり
吃音(どもり)の治し方を比較してみます。 心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ  

 
2013年2月5日(火)
心理療法(認知行動療法、人生勉強療法)ハッピーライフ、矢野裕洋

1.医師の薬を飲む
(医師の薬は吃音を治す薬ではなく、意識を低下させる、例えば、お酒のようなものと思って頂ければ良いでしょう。緊張をして、吃音をしたら怖いという意識を低下させる事で吃音をしなくなる事を期待しています。)

2.話し方教室
(吃音治療に詳しい人は、吃音する人に歌を歌わせたら吃音をしない、という事を知っているはずです。昨年、公開された映画、英国王のスピーチ、の内容も同様です。俳優になったつもりで演技をしていると思い込んで話す、節を付けて話す、等がありますが、ずっと演技をし続けなればいけませんから、根本的な解決にはなりません。)

3.催眠療法
(催眠(催眠術)は小さな子供に「痛いの痛いの飛んでけ~」をして「ママが痛いのを飛ばしてくれたからもう痛くなくなった」というような騙して信じ込ませる事で効果を発揮しますが、明治時代や大正時代でしたら効果が出たでしょうが、今の科学の時代では効果はありません。稀に効果があったとしても「催眠術が解けたみたいで戻りました」と催眠の理論を知っている人からしたら催眠術が解けたのではなく、クライエントさんは信じられなくなった、という事になります。)

4.森田療法
(あるがままに受け入れろ、という有名な言葉がありますが、森田療法をされている個々の人の考え方の違いも有るでしょうが、神奈川の或る大きな病院の森田療法を実践している精神科医長の講演では、「症状が有るとか無いとかは問題にしません。症状があっても、あるがままに受け入れろ、という森田療法の言葉通り、症状が有っても日常生活がちゃんと出来るようになったら完治です」という事です。吃音のクライエントさん、個々の判断ですが、ほとんどのクライエントさんは症状がなくなる事を強く望んでいるはずです。)

5.カウンセラー(来談者中心療法)
カウンセラー(来談者中心療法)の基本的な考え方は、「答えはクライエントさんの中にある」という考え方ですから、何十時間も話をさせられて本人が気づくのをカウンセラーは待っています。残念ながら、クライエントさんの中には吃音を治す本当の答えはありませんから、「開き直れば良いのですね」「気をそらせば良いのですね」「人と余り係らない生活を選択すれば良いのですね」等の本当に吃音を治すのではなく、症状を抑えたり、対処したりする事しか出て来ません。

6.認知行動療法(認知療法)
吃音(症状)は結果で原因は認知の歪み(勘違い、誤認知、具体的には吃音をしたら怖いという間違った恐怖心)で、原因の認知の歪み(勘違い、誤認知)を修正すれば、吃音をするクライエントさんの脳や発声器官は全く異常はないのだから、原因が変われば結果も変わる、原因が多くの吃音をしない人たちと同じ認知になれば結果の吃音も自動的になくなるという方法です。他の療法は多かれ少なかれ、一生、「吃音した、吃音しなかった」という思いが付きまといますが、原因の認知が多くの困っていない人たちと同じになったら、吃音をする恐怖心もなくなりますから、吃音の事自体が人生の中で価値を持たなくなりますから、吃音の事自体を忘れてしまいます。根本的に治す方法で心理療法ハッピーライフで行っている方法です。

他の療法に関しては、リクエストを頂ければ書こうと思いますが、この当たりが吃音治療のメインだと思います。



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