帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

むつごろう

2016-05-10 19:53:00 | 本・マンガ・映画
動物ネタついでに。

畑正憲さんの壮絶なインタビューを入手したので、暇な時にでも読んでご覧なさいよ。

ほんとにすごかったのでちょっと抜粋。



畑  あのね、タパチンガってとこに一回行きたかったんですよ。これはブラジルとペルーとコロンビアの国境の三角地帯んとこにあって、麻薬取引と動物密輸の巣なの。ボクはピグミー・マーモセットっていう小さな猿を見に行ったんですけど、そこは憧れの地だったんです。っていうのはね、鉄砲の弾が飛んでくるんですよね、いつも。

―― いつもですか(笑)。

畑  はい(キッパリ)。要するに麻薬の取引の余波で。勢力争いとかね。早稲田の学生が死んじゃった、あの近くなんですよ。

―― そんな所に憧れてたんですか?

畑  うん(キッパリ)。ボクの友人がそこ行ったときも6回ぐらい銃撃されたって。そういうとこなんで、「是非行ってみたい」と。で、タバチンガ行きの飛行機乗ったら、乗客がみんな赤十字の腕章つけてんの。「お前ら、何しに行くんだ」って聞いたらね、「コレラ撲滅のためにタバチンガまで行く」「いま行くと危ないよ」って言うんですね。

畑  ブラジル、ペルー、コロンビアの女性が集まって来てるから、それを見物しようと!そしたら街が真っ暗なんですよ。田舎町だし、コレラ騒ぎと麻薬の勢力争いで誰も外なんて歩いてないんですけど、一軒だけポツンとネオンがついてるから行ったんです。そしたら、すっごい用心棒が前に立ってるんですよね。片目に黒い眼帯してて。レンジャーの服着て、ライフル持って、両側にはマグナムのでっかい拳銃下げてて、おまけに松葉杖までついてるんですよ!

―― もう完全にマンガですね(笑)。





本編は下記で。

http://homepage1.nifty.com/SiteK4/m1.htm






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