熊澤良尊の将棋駒三昧

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「駒サロン」と、「関西駒の会」の集まり

2008-12-20 23:43:09 | 文章
12月20日(土)、晴れ。

今日は、午後から大阪で「駒サロン」と「関西駒の会」の集まりがありました。
「駒サロン」は、読売文化センターでの講座。「駒の会」関西将棋会館です。
「駒サロン」は駒づくりの実技と言うよりも、「駒」をめぐるいろいろな知識や話題を中心に、続けています。
毎回、開催日の数日前には「次は何をするか」と、いろいろ考えるのですが、6年も続けていると、テーマ探しに苦労しています。

本日持参したり、皆さんに配布した資料の中心は、「大局将棋」の関係資料。
大橋家文書中の「大局将棋図」(縮小コピー)と「駒の行き方を示した図の一部」(実物大コピー)。それに大阪商業大学谷岡学長の依頼で「大局将棋」を製作するときに、予め前段階でこしらえた200種類を超える各種類駒の実物出来上がり見本。駒の大きさとか文字の大きさやバランスをこれで確かめるために作ったものです。
そのほか、2002年に千葉県の美術館で開かれた、最後の浮世絵絵師と謳われた「鰭崎英朋展」のポスターのコピーなどもお渡ししました。
なお駒の世界では、「英朋」を「英明」と間違っている人がいますが、正しくは「英朋」です。

15時に「駒サロン」を終え、皆で夕方以降の忘年会に合流しようと、将棋会館の「駒の会」の集まりへ移動しました。
これまで顔を出す機会がほとんどなかったのですが、今日はいつもの2倍くらいが集まったそうで、熱気ムンムン、廊下にまではみ出すほど大勢の方が集結されていました。
奥では神崎七段と、村田六段・村田女流初段兄妹の3人による指導対局真っ最中。手前では、自作の駒を机に広げて駒談義の盛り上がり。世話役に徹する林田さん、橋本真希さん、ご苦労さまです。
続いて畠山鎮七段、福崎九段も来られて指導対局も始まり、豪華な集いでありました。

日が暮くれる頃、近くの中華料理店「虎の穴」へ。
こちらも店内は貸しきり状態。指導対局の棋士に、伊藤六段も加わって、あちこちで、ワイワイガヤガヤ。小生は21時30分ごろに失礼。
将棋好きで駒好きな皆さんにとって、大変楽しい忘年会は、まだまだ続いたようでありました。
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駒の写真集

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