熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

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作品 文章 写真 販売品

あかい実

2010-12-18 06:09:22 | 写真

12月18日(土)、曇り。

厳しい寒さの昨日、すっかり紅くなった庭先の南天です。
前にも書きましたが、時々、近所の雀が親子3羽でこれをツツイて、実の数がだんだん少なくなっているようで、「正月まで持つかな」と思っています。

昨日の夜、小生作の駒がオークションに出ているのを見つけました。
12年ほど前に作った駒なので、作った経緯は憶えておりませんが、御蔵島のつげの中でも堅い根っこの木地には記憶があります。
ところで、写真を見て気になるのは、箱への駒の並べ方。
7段ある収納部分は、それぞれの幅(高さ)が少しずつ変化させて、上から「特大・小・小・中に近い小・中・大・大」。
従って、写真の並べ方は間違い。正しくは、
1段目がら「玉と王」。
2段目と3段目は「歩兵が7枚」。
4段目が「香車」。
5段目が「桂馬」。
6段目と7段目が「金銀飛車角」。
これは左右対称に、例えば、「角銀銀銀銀飛」と「角金金金金飛」だとバランスが取れますネ。

これで、「歩兵」が残ってしまいますが、4段目と5段目の空いたところに、3枚と2枚。
余り歩が2枚の時、さらに残った1枚の歩兵は「玉将」の横。
これは一例ですが、ポイントは何も考えずに上から大ゴマを並べると、段から駒の頭が飛び出して、駒同士がぶつかってしまうということです。

これは、小生独自の設計で、ある桐箱屋さんに作っていただいたもの。
箱は、丁度、B5版の大きさ。
全ての駒を正対して並べて収められる「合理的で最小サイズ」なのですネ。

因みに、正しい並べ方の見本で確かめていただければ幸いです。 
http://meikoma.com/ryosongal.html

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駒の写真集

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