1月25日(水)、雪雨。
今日は、最強寒波。
朝からチョンボが発覚しました。
朝、駐車場に行くと、車は真っ白の雪だるま状態。
この時の為と、やおらフロントガラスにセットした防雪シートをはがそうとしたら、シートがありません。昨夜、シートを掛けたつもりが、昨日に限って忘れていたのです。
5分ほどかかって、フロントと両サイドガラス、サイドミラー、10センチほど積もった雪を掻いての雪下ろし。おかげさまで、手の指はチジコマるやら、しびれるやら。ヤレヤレという感じでした。
閑話休題。
今日、電話がありました。
「今日、午後からお伺いしたいのですが」。
「あ、いいですよ。用件は、どんな事でしょうか」。
「駒づくりについてです。字母紙も欲しいのですが」。
「ハイ、分かりました。どうぞお待ちします」。ということで、奈良からお一人が訪問されました。
年齢は50代半ばと見ました。1年前から駒づくりを始めたのだそうで、これまで5組ほど作って、そのうちの一組を見せていただきました。「ゆくゆくは、これで身を立てたい」ということでした。
「そうですか。しかしそれはヨシた方が良いですよ。趣味とか余技なら,おおいに続けるのが良いですが、駒づくりでは生きてゆけませんよ」と。
「いやあ、いろいろ考えてこれで頑張ろうと・・」。
「そうですか。でもね、将来、自分なりに良い駒が作れるようになったとしても、おいそれと売れるものではありませんよ。
世の中、駒を作っている人はたくさん居ますが、生計が立っているのは、おそらく一人か二人しかいないと思います。かく言う私も食えるか食えないかです。駒づくりは、そんな世界なんですよ」。
「いや。とにかく人生をかけてみたいのです」。
「そうですか。ところで、駒づくりで生計を立てるには、具体的にどのような姿になれば良いと考えているのですか? 駒の値段とか数とかで表せば、どのようなイメージで」、と尋ねることにしました。
「うーん。一組xx万円として、月に2組くらい」。
「はあ、今の世の中、お客様が一組XX万円で買ってくれそうな駒を作れる人はざらにいませんし、何か光るものを持っていないとそれにはなれないと思います。さらに、思い通り実際に買ってくれる人はもっと少ないですよ。駒で身を立てようなんて思うのは甘すぎるどころか勘違いも甚だしい。趣味なら続けるのは大いに結構。技術のみならず運も大切で、運を引き寄せる力も不可欠で、誰かが引き上げてくれる幸運、これも重要です。気持ちだけ持っていても、万事上手くゆくことは100%無いと思います」。
こんな会話が続き、参考事例として私が進んだ道、やってきたこと、人々の出会いや掴んだ幸運もお話ししましたが、話し終えて、はたして分かってもらえたのかどうか。
終始、率直に話したつもりなんですが、やや心もとない心境ではあります。