熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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盤寿の駒

2024-04-27 17:39:27 | 文章

4月27日(土)、曇り。
私にとっては何の効用もありませんが、黄金週間が始まりました。

駒づくり。このところ、何か新しいステージに入ったような感覚があります。
と言いますのは、これまで八十八歳までは駒づくりを続けたいと言ってきましたが、この年、81歳になって、何か視野が変わったような気がするのです。
具体的には何が変わったのでしょうか。
ストレス無く以前よりごく自然体で駒づくりが進むような気がするのですね。

ところで、水無瀬神宮に遺る「八十二才の水無瀬駒」。
あれに記してある「八十二才」は、現代風で言えば満81歳。
つまり、水無瀬兼成さん「盤寿」作の駒なのですね。
このことは今まではあまり考えなかったのですが、「アッそうか、今の自分と同じ年の作品なんだ」と、今頃気が付いたわけで、今度、あの駒を見るときは、その気持ちで見ようと思うのです。
何か、新しい発見があるかもしれません。

コメント (7)
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