6月11日(火)、晴。
今日の午後、頼んでいた桐箱が届きました。平箱です。
全部で30個。その内、今日は10個分に手を入れることにしました。
桐箱と言えども、出来上がってきたそのまま使うのではなく、必ず自分の手を入れることにしています。
先ずは、ペーパー掛け。
全体に優しくペーパーを掛けるのは、手に取ったとき滑らかで手に優しくするためです。もちろん面取りもこの段階でしておきます。
10個のペーパー掛けの後は、「砥の粉処理」。
砥の粉を水に溶いて、刷毛で塗り込み、全体に砥の粉が行き渡ってから、さらに布で刷り込みます。
こうしておけば、色合いが深まり、生の木色から落ち着いた色になり、表面が滑らかで、汚れも目立たなくなります。
このあと、漆掛けも予定しているのですが、30個全体の準備を終えてから。
ということで、今日のところの映像は、右から、届いたばかりの桐箱、梱包から出したままの桐箱、砥の粉掛けした桐箱。
なお、内箱への段々仕切り入れ込みは、ずっと先になります
以上です。
駒の写真集
リンク先はこちら」
http://blog.goo.ne.jp/photo/11726