ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

冬のプレリュード

2008-11-03 12:41:10 | 日記・エッセイ・コラム

ギターのコンサートが友人宅で開かれた。
パリ・ノルマル音楽院演奏家クラスを首席で卒業した
岩永義信氏の十弦ギター。

一部はJ・S・バッハのリュート組曲、
二部はグリークのギターの為の組曲と
バルトークのルーマニアの民族舞曲など。
予定のピアソラの曲が変更になったのは残念だが
十弦ギターならではのボリュームを充分に楽しむことができた。

終了後、数人が残ってコーヒーを戴きながら演奏家と歓談する。
これが実はホームコンサートのおいしいところ。
力強い演奏に反して
細く女性のようにしなやかな指に魅了され
触らせてもらった。
なんと! 女性の手よりも女性的・・・・・
爪はギター演奏の命、日々手入れを怠らないという。

きょうは文化の日。
わが郷土出身の作曲家船村徹氏が文化功労賞に選ばれた。
町としてもたいへん名誉なこと。
 (海の日があるのに山の日がねえー)
と、氏は山の日を提唱している。
山が健全であってこそ海も亦健全になれる。
---------まったく 同感である。

     
人ら急ぐ冬三日月の蒼き道