ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

ふるさとGemini

2008-12-13 17:04:12 | 日記・エッセイ・コラム

正午から同人誌「馴鹿」の忘年会があった。
場所は宇都宮市大谷の「象の家」、
創作アジアン料理の店である。

生春巻きのオードブルから始まって
鯛の甘酢あんかけヴェトナム風、ロールキャベツのココナツスープ
牛肉の煮込みピリカラ味噌風味、カレイの揚げ物タイ風
イカの蒸し物レモン味、フルーツサラダ、中華かゆ
紫芋のシャーベット、コーヒーなど
オーナーシェフが腕によりを掛けて作ってくれて
どれも美味しく戴いた。
酒も会話もはずみ、3時間は忽ち過ぎていった。

心配なのは尿酸値、
夕飯は沢庵と雑穀飯だけにしよう。

今夜は三大流星群の一つ、ふたご座流星群が見られる。
双子座はぼくの故郷星。
学名はGemini 
ほとんどの流星は彗星の残したチリであるのに対して
ふたご座のそれは小惑星フェアトンのチリである。

白鳥に姿を変えたゼウスとレーダの間に生まれた双子の
兄カストルは乗馬の名手、弟ポルックスは拳闘の名手。
とても仲のいい兄弟。
兄の戦死を嘆いた弟は一緒に死のうとしたが
不死身であったために死ぬことができず
ゼウスに頼んで不死を解いてもらい
兄弟ともに天国に昇った。

木星と金星の大接近、そして双子座流星群・・・・・
これら天界の異常に太古の人たちは何を感じただろうか。
たくさんの予言やデマによる不安が渦巻いたに違いない。

今夜はどうやら曇り空
一大天体ショーは期待できないかも・・・・・

     
再会を期してマフラー深く巻く