大震災からひと月になろうとしている。
余震のつづく中
未だに大勢の方たちが避難所で暮らしている。
昨夜も宮城県中心に6強の大地震があった。
劣悪な状況の下
言葉に表せないほどの深い悲しみと
プレッシャーに押しつぶされながらも
じっと耐えている姿に胸を打たれる。
「あんたは三日が限界だろうね」
妻に言われるとおり 私は家から離れられない。
旅行も二泊まではいいが
三日目になるともう無性に帰りたくなる。
子どもの頃からで
親類の家に勢いよく泊まりに行ったものの
日が暮れるとさびしくなる。
10kmの夜道を
自転車の後部に乗せられて帰ってきたこともある。
とりたてて家がどうということもなく
つまりは内弁慶なのである。
ほうれん草もキャベツも旨し春の空