ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

粋な葉書

2011-05-04 11:26:02 | 日記・エッセイ・コラム

遠くに住んでいる詩人から
いちまいの緑の葉っぱが送られてきた。
裏面には「Have a Lovely day!] と刻まれて。

多羅葉
(たらよう)というモチノキ科の常緑木。
傷をつけたところが黒く変色するので
文字を書くことができる。
むかし、
経文を書いたというヤシ科のタラジュにちなんでいる。

葉書の語源でもある・・・・と
なんとも粋
(イキ)で心にくい!
そのひとからは知らないことを知らされ
いつも新鮮な刺激をうけている。

刺激は詩情をかきたてられるもの。
刺激を失くしたら一編の詩も生まれない。

この頃、
姫たちの寝ている時間が多くなった。
やはり歳なのだろうか、
突いても遊んでくれない。

夕食に大きめのアジの開きを焼く。
身をほぐして半分は私のアジ飯
(海苔と胡麻を散らして)
もう半分は姫たち。
余った皮と頭は外猫へ。

猫と人間、上手に生きている。

     how do you do,nice to meet you 燕来る