ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

花よ、樹よ、

2011-05-21 18:47:15 | 日記・エッセイ・コラム

むしむしと暑苦しい一日。
手打ちうどんを貰ったが少し粉臭いので
ソース焼きうどんを作る。
冷蔵庫内に残っている油揚げ・玉ねぎ・舞茸を
加えただけの至ってシンプルな一品。
ソースは普通のとんかつソースで
仕上げに温泉卵をトッピングし
黄身をからめて食べる。

庭木の根元に堆肥をたっぷり与える。
山桜と吉野桜には花のお礼に
こぶしと梅の古木には樹勢回復を祈り
アジサイにはこれからの開花を願い。

石楠花と霧島つつじに万田酵素を与えたら
さらに勢いが増し真っ赤に咲き誇っている。
花の終わったブルーアネモネは
茎がしっかり立ち上がり再び花が咲きだした!
ネットで購入した初めての万田酵素・・・
すごい肥料だと思う。

  ♪ 古い上着よ さようなら
    さみしい夢よ さようなら・・・・
    今日もわれらの夢を呼ぶ ♪
青い山脈の歌がラジオから流れている。

        石蔵の守りか蛇の照りかえし
    


はつ夏の風のせいでしょうか

2011-05-20 19:01:01 | 日記・エッセイ・コラム

玉ねぎとしての形状には
未だなり得てない新玉ねぎをバターソテーする。
青い葉もいっしょに。
味付けは塩と胡椒だけ。
食べるとき醤油を一滴たらすと
香りがでて更に美味しい!
 (大事なのは玉ねぎに焦げ色がつくまで
   いじらないこと。)

セシウム騒動により
大地の恵みが却っていとおしく感じられ
玉ねぎ、にんじん、椎茸、ゴボウなど
噛みしめ噛みしめ戴いている。

案の定、太子の農家から手紙がきた。
今年のお茶は出荷停止になったという。
気の毒に・・・・
ばあちゃん、がっかりしてるだろうなあ。

午後、宇都宮に出かけ藍染布展を観る。
友人が自宅をギャラリーとして開放し
定期的にいろいろ作品を展示している。
今回は初夏の季節にふさわしい企画展で
さわやかな青い風を感じる。

作品を買い求めていたひとりの客から
今市のブティック・Sの名がでて
懐かしさのあまり見知らぬひとと長話する。

はつ夏の風のせいでしょうか・・いいえ、だれでも

世間とはほんとに狭い!

     ストレスに色染めたれば沈丁花


Yesterday Once More

2011-05-18 11:48:37 | 日記・エッセイ・コラム

  「私がよく歌っていた愛の歌
   歌詞のすべてを覚えていて
   懐かしいメロデーが
   今でも心地よく聞こえる
   年月を消していくように
    ♪ シャ・ラ・ラ・ラ 
    ♪ ウォウ・ウォウ・・・」

深夜、ラジオから流れてくる 
Yesterday once more の歌。
独り耳を澄ましていると
歌の中に入り込んでいる自分を見つける。

青春・・・・
湘南の波のように眩しくきらめく日々。
三本立ての映画を見た後のように
せつなくわびしい日々。
ふりかえればペパーミントの香りがして
ほんの一瞬の出来事であった。

大学の同窓会の案内状が来る。
発起人の中の旧姓に
ほろにがい懐かしさを覚える。
   
   
とらつぐみ鳴くや麓の一軒家


サル真似

2011-05-17 15:50:10 | 日記・エッセイ・コラム

遺伝子を操作してクローンを作ったり
戦争終結を早めるためにという詭弁から
原子爆弾をつくったり
そのかたわら平和利用という言い訳から
原子力発電所を造ったり
ずっと、人間は神のやることを真似てきた。

それが幸せになれると誰もが信じて。

結果、地球上のあちらこちら
みどり豊かな大地が
隣人と助けあいながら
暮らしていた平和な日常が
ソドムとゴモラの町と化している。

人気絶頂のサル軍団の芸に
ひとびとは大笑いしてよろこぶ。
サルは自分を取り囲んでいるサルたちが
どうしてあんなに大笑いしているのか判らない。

-----------自嘲。
悲しいかな人間は
自分の姿をサルに投影させて笑っているのだ。

       新緑や森の奥からプッチーニ


響け、初夏の空へ

2011-05-16 00:13:46 | インポート

桑田葉子歌曲コンサートが午後1時半より
友人宅のサロンで開かれた。

約100名ほど集まった。
知人、友人が大勢やってきてくれて
天気も上々の五月晴れ。
新緑が目に痛い。

ドボルザークやプッチーニなど30曲の中に
ぼくの詩を2曲演奏してくれた。
「雲」と「そらの果て」
豊かな表現力は駄作の詩を見事に輝かせ
「馬子にも衣装」という言葉を思い浮かべる。

ソプラノの声に反応したのか
ウグイスが窓の近くにやってきてしきりに囀る。
対抗心を燃やしているかのようにうるさいので
窓を閉める。

実力派の歌唱力に
大勢のひとたちが感動してくれて
お世辞半分としても
帰りがけにかけてくれた言葉はうれしい。

終了後、歌手と演奏家をわが美術館に案内し
それから女料理人が矢板駅まで送ってくれた。
二人とも大磯まで帰る。
                   
 (5月15日)
姫シロさまのことだが、今朝、
ネコノクサを食べて吐いた中に血液が混じっていた。
同じ姉妹でもロクサーヌと違い神経質なので
もしや胃潰瘍では、と考えているが
初めてのことなので獣医に診せるのはもう少し
様子を見てからにしようと思う。