舗装道路の道端のあちらこちらに,
ナガミヒナゲシのオレンジ色と朱色を混ぜ合わせたような花が咲いています。
見た目でわかるように,ケシ科の一年草,
地中海原産の帰化植物で,いまから50年ほど前の1961年,
東京で発見されてから,急速に全国に広がっているのが確認されています。
果実(芥子坊主)が細長いところからナガミの名が付けられましたが,
この果実のなかにたくさんの芥子粒(種)ができ,
それが強い繁殖力に繋がっています。
また,アルカリ性土壌を好むようで,
コンクリートの石灰でアルカリとなった舗装道路脇などは
極めて繁殖しやすい条件になっています。
それが,都会に多く見られる要因と思われます。
ポピーに似た花は,そこそこきれいであり,
20年ほど前,この花が道路の植え込みに群生しているのをはじめて見たときは,
植えて育てているものと本気で思っていました。
写真上は道端にきれいに咲いているナガミヒナゲシ,
中はその蘂,子房を写してみました。
下はナガミの由来,長い果実です。
この中に種がたくさん入っています(いずれも4/25撮影)。
道端の雛罌粟の揺れ四月尽
ナガミヒナゲシのオレンジ色と朱色を混ぜ合わせたような花が咲いています。
見た目でわかるように,ケシ科の一年草,
地中海原産の帰化植物で,いまから50年ほど前の1961年,
東京で発見されてから,急速に全国に広がっているのが確認されています。
果実(芥子坊主)が細長いところからナガミの名が付けられましたが,
この果実のなかにたくさんの芥子粒(種)ができ,
それが強い繁殖力に繋がっています。
また,アルカリ性土壌を好むようで,
コンクリートの石灰でアルカリとなった舗装道路脇などは
極めて繁殖しやすい条件になっています。
それが,都会に多く見られる要因と思われます。
ポピーに似た花は,そこそこきれいであり,
20年ほど前,この花が道路の植え込みに群生しているのをはじめて見たときは,
植えて育てているものと本気で思っていました。
写真上は道端にきれいに咲いているナガミヒナゲシ,
中はその蘂,子房を写してみました。
下はナガミの由来,長い果実です。
この中に種がたくさん入っています(いずれも4/25撮影)。
道端の雛罌粟の揺れ四月尽